専門性の進化と、異分野との接触のバランスを実現しなければならない。
(ピーター ドラッカー)
仕事をしている人には専門分野が必ずあります。
ただ、それに気付いていない人が多いのです。
同じ会社や同じ業界の人間とばかり会っていれば
周りはみんな同じ知識を持ち合わせていますから
その業界の一部のトップの人しかスペシャリストとして認められないだけなのです。
しかし、他業種の方と交流をすれば、あなたはいきなり専門家になれるのです。
他の業界や異分野の人にとってみれば、あなたの業界の知識は
相当興味深いものに見えるはずです。
私の後輩の書く企画書はとても面白いのですが
広告会社にいれば、彼のようなプランを書ける人間は五万といます。
しかし、異業種の人から見れば、この才能は素晴らしいモノに映ります。
実際、他のシステム業界の人間とプロジェクトを組んだときに
彼のプランニングは褒められ、彼の自信にもつながったようです。
仕事以外にも自分の好きな趣味や書籍の情報も
違うコミュニティに属す人にとっては、貴重な情報なのです。
ピーター・ドラッカーが言うように、自分のスキルを日々アップしていくことが
社会人としては当たり前の行為なのですが
異業種の人間との交流で、自分のスキルを他者の視点で見れば
新しい自分の良さを見つけ出せ、それが自信につながります。
異業種との交流から、新しい自分を見つけることにより
新たなチャレンジやコラボがスタートするのです。
また、異業種の方にわかりやすく説明する技術を鍛えることも
アウトプットという視点では正しいことなのです。
これからは、わかりやくすくコミュニケーションできることも大事なスキルなのです。
経歴、経験など過去の資産を棚卸ししながら
自分の専門性を再度、見直し、多くの異業種の方と会うことで
自分の才能が誰の何に役立つのかがわかります。
自分の可能性を見つけられれば、新しい自分をアピールができるかもしれません。
ソーシャルメディアに詳しいおじさんが珍しかった頃
「ソーシャルおじさん」を名乗ることで、多くの方々に
ソーシャルメディアの活用をお話しすることでお役に立てました。
おじさんの自分がソーシャルメディアについて話したことで
親近感が湧いたと多くのフィードバックをいただき
これが継続への自信にもつながりました。
その際、以前からの専門知識の広告とPRを掛け合わせて話をしたのです。
ソーシャルメディア×広告×PRの話をする人が少なかったので
私はソーシャルおじさんとして、より目立つことができたのです。
自分の専門性を掛け合わせることで自分らしいパーソナルブランディングが始まるのです。
そこから、他の人との差別化ができ、やがては、オンリーワンの存在になれるのです。
私の広告とPRとソーシャルメディアの知識は
多くの異業種の仲間にとってはとても新鮮だったようです。
それらの知識やiPhone活用などのアウトプットを通じて
私は多くの方々と出会えるようになりました。
そして、おじさんらしいわかりやすい説明とパーソナルブランディングが受けて
この数年で何冊かの書籍を出版できるようになりました。
それらの書籍やGoogle検索結果が私のブランドのヴァリューを上げてくれたおかげで
私はソーシャルメディアやiPhoneのスペシャリストになれたのです。
広告会社の営業だった6年前の自分とは異なる自分になれたのも
専門性を明確にして、アウトプットを継続したからだと考えています。
ソーシャルおじさんというパーソナルブランディングとアウトプットのおかげで
私はおじさんになってから、よい方向に変身できたのです。
マインドセットを変えることで人生はポジティブに動き始めます。
自分のスキルは必ず周りの誰かに貢献できるはずです。
情報発信を通じて、異業種の方との出会いをデザインすると
面白いプロジェクトがきっと動き始め
自分にも自信が持てるようになると思います!
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