「真剣になると知恵が出る。
中途半端だと愚痴が出る。
やる気がないと言い訳が出る。」という名言があります。
ダイハツ工業元社長の箕浦輝幸さんの言葉ですが
脳の特性を上手に語っています。
この名言に書かれているように、脳は状況に応じて働き方を変えます。
NLP関連の書籍などで脳の特徴について書かれているので
ご存知の方も多いと思いますが、脳には3つの大きな原則があります。
これを理解して、自分のアクションを変えると面白いことが起こる気がしています。
■空白の原則 脳は空白を埋めようとします。質問を受ければ、脳が空白をいやがり
答えを探すようになり、印象に残るのです。
■焦点化の原則 同時に多くのことを意識するのは難しいので、脳は焦点をしぼります。
フォーカスすることの重要性を高橋政史さんが書かれていますが
脳科学から考えてもフォーカスするのには意味があるのですね
■快、痛みの原則 脳は快楽を求め、痛みを避ける傾向があります。習慣化するためには、アクションを楽しくできればよいのです。
3つの脳の特徴にあわせて、五感を使い、楽しく行動できれば
人はよい方向に変化できそうです。
脳が空白を嫌うのであれば、空白を埋める作業を続ければ
ポジティブに脳が動くかもしれません。
やることを決める=フォーカスし、そしてそれを楽しめれば
脳の特性から習慣化に繋がりそうです。
(必要ないことをやらないことも大事です。
TVがつまらないと思えば、TVは必要なくなります。→時間が作れます)
多くのことをやることも大事ですが、一つのことを習慣化できるまでは
一点集中型でいくのもよいかもしれません。
まずは、やるべきことを一つ決めてフォーカスし、それを楽しむことだと思います。
楽しみながら、継続できれば、子供の歯磨きのように習慣化します。
習慣化できれば、自信が生まれ次のアクションに繋げられます。
ポジティブに動くことで脳が刺激を受け、脳が空白を埋めてくれます。
人に会ったり、多くの情報を脳にインプットすれば
脳が次の楽しそうなことにフォーカスし、アクションを促してくれるのです。
一度このスパイラルを体験すると
脳は人に会うことやインプットの重要性を認識し、それを習慣化してくれます。
私は6年前に断酒したのですが、お酒中心の生活だったので
お酒を止めたことで、相当時間ができ、脳がその空白を埋める作業をはじめました。
いろいろやることを考えたのですが
飲む時間をインプットの時間に置き換えることにし
読書中心の生活に切り替えてみました。
読書は断酒以前も大好きだったのですが、素面で書籍を読み
アウトプットすることを心がけ、そこに楽しみを見つけるようにしてみました。
読書会を主宰したり、ソーシャルメディアやブログで
書籍についての自分の考えを語ることで、私の読書スタイルは変わりました。
アウトプットすることで、一冊の本への向き合い方がよくなったのです。
本にフォーカスするようになり、書籍を自分ごと化できるようになりました。
時間ができたので、書かれていることでよいと思ったことを
行動に繋げ、チャレンジするようになったのです。
夜型の生活を朝型に変えたり、ランチミーティングを楽しむようになれました。
そして、本を読むだけでなく、行動を起こすことで
私の人生は間違いなくポジティブになったのです。
ブログで書評を書き続け、ソーシャルメディアで発信することで
著者や翻訳者、編集者の方とのネットワークも大きくなってきました。
大好きだった読書ですが、断酒の際に読書に改めてフォーカスし
アクションを起こし、生活を変えることで、読書がより楽しくなりました。
次にアウトプットにフォーカスすることで読書会やソーシャリアルの交流で
新たな出会いがデザインできるようになったのです。
読書を習慣化することで脳に大量の情報を送り
アクションをはじめたことで、朝活やソーシャルメディアやブログが
楽しくなり、今のように習慣化できるようになりました。
一つの読書という良い習慣を楽しむことで
脳はポジティブにアクション起こすようになったのです。
■コラボセミナーのお知らせ今回、ソーシャルメディアとiPhoneを武器にして
日々を面白くするセミナーをAnegoesの山田トモミさんと企画しました。
9月24日に先日オープンしたばかりの銀座のBeezで開催します。
セミナーの詳細はこちらからお願いします。
アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)
コメント