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哲学

トレイルズ 「道」と歩くことの哲学(ロバート・ムーア)の書評

ロバート・ムーアの『トレイルズ』は、アパラチアン・トレイル踏破を起点に「道」の起源と意味を探る哲学的紀行です。道を文化や自然を結ぶ血脈と捉え、先住民の知恵や東洋思想、ケヴィン・ケリーの技術進化論までを交え、道と人が互いに形づくる関係を描きます。速さを追求する現代が失った「足元を味わう余白」を取り戻し、寒山の詩のように先人の足跡から学ぶ大切さを説きます。
ウェルビーイング

強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考 (井上慎平)の書評

本書は、NewsPicks創刊編集長・井上慎平氏が「理想のビジネスパーソン像」を追い求め、心身の限界を迎えた実体験をもとに、成果主義や自己コントロールへの過剰な期待が生む精神的負荷を丁寧に描いています。「逃げること=弱さ」ではなく、「再出発のための戦略」と捉え直す視点は、多くの働く人にとって重要な示唆となるはずです。立ち止まる勇気の価値を静かに問いかける一冊です。
パーパス

歩く マジで人生が変わる習慣 (池田光史)の書評

人間の身体は長時間歩くことを前提に進化しましたが、現代社会では座る時間が増え、運動不足が健康やメンタルに悪影響を及ぼしています。テクノロジーの発展を考える上で「身体性」は欠かせない要素です。特に歩くことは脳の活性化や幸福度向上に直結し、狩猟採集時代から続く本能的な行動でもあります。意識的に歩く習慣を取り入れることで、より健やかで充実した生活が実現できるようになります。
DX

早回し全歴史――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる(デイヴィッド・ベイカー)の書評

人間は進化の過程で、集団学習と知識の蓄積を通じてイノベーションを生み出してきました。これにより、人類が近未来だけでなく、超未来まで生き残る可能性があることが示されています。私たちの行動が未来を変える鍵を握っており、その選択と努力が新たなイノベーションを起こし、より良い未来を創り出します。
習慣化

牛窪恵氏の若者たちのニューノーマル Z世代、コロナ禍を生きるの書評

Business photo created by pressfoto - www.freepik.com若者たちのニューノーマル Z世代、コロナ禍を生きる (日経プレミアシリーズ)著者:牛窪恵出版社:日経BP本書の要約人口減少する中で、今...
習慣化

日常生活に旅の要素を取りいれよう!

私は大学に入った18歳の年から、頻繁に海外旅行へ出かけてきた。学生時代にさほど多くのアルバイトをしたわけではないが、稼いだお金はすべてといっていいほど、旅行につぎごんだ。世界を知りたい、様々な異文化に触れてみたい、という一心だった。その背景...
ブログ

岡本純子氏の世界一孤独な日本のオジサンの書評

肥満より、大気汚染より、環境ホルモンより、食品添加物より、お酒より、あなたの健康を蝕み、寿命を縮めるものがある。それは「孤独」だ。(岡本純子)photo credit: Magdalena Roeseler via photopin (li...
習慣化

自分を変えるために、旅に出よう!

普段と違ったことをやることが、きっとあなたの「人生のリズム」を変えます。日帰りでもいいですが、できれば、遠くに行くのがいいと思います。(本田健) photo credit: Naufragio Travel in Style via pho...
習慣化

いつもとは違うことをして、脳の働きを高めよう!

新しい挑戦は、脳の健康に良いだけではなく、お気に入りの食べ物を見つけたり、友達を増やしたりするきっかけになる。生活に変化をとりいれることは、健康だけではなく、新しい自分を発見し、視野を広げることに役立つのだ。(ミシェル・ショーフロ・クック)...
習慣化

「旅・人・本」がなぜ人生をよりよくしてくれるのか?

知らない街角を曲がれば、それはもう旅。(永六輔)photo credit: caribb Hustle & Flo via photopin (license)旅が人生に刺激を与えてくれる!人生を変えるためには「旅・人・本」が効果があると ...
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