禅寺の面白いアプリがリリースされています。これは開発視点がすばらしく勉強になります。

先日、シンガポールからの帰りの飛行機で
隣の年配のビジネスマンが分厚いハードカバーを熱心に読んでいました。
狭いエコノミーシートなので、見るとはなしに見てしまうと
今、自分が読んでいるiPhoneアプリの中身と同じ!

そう、それは伝記本スティーブ・ジョブズ Iだったのです。
飛行機の席が、偶然、隣同士になった趣味嗜好年齢も異なる二人の読んでいる本が一緒!
ビジネス本の村上春樹現象が起こっています!笑い。
100万部以上をあっという間に、売り切った理由がよくわかりました。

しかし、出張のシンガポールにあの重いハードカバーはきついと思いながら
私は、その隣でスティーブの伝記アプリを読みつづけました。

スティーブと言えば禅への傾倒が
書籍スティーブ・ジョブズ Iでも紹介されていましたが
禅に関わる面白いアプリが、Androidでリリースされています。
名前も「京都禅寺巡り」
京都の禅寺の所在や歴史が一気にわかる、ナイスな観光&お勉強アプリです。

このアプリ一つで、重い書籍や地図を持参しないで
京都の町をぶらぶら歩けるのが嬉しいですね。
旅は手軽に行って、歩き回るのが一番ですから!
このアプリでは、京都の禅寺、金閣寺や銀閣寺など
72のお寺が紹介されているそうです。
禅寺の検索機能などに加え、マップ、歴史、特別拝観スケジュール、クイズなど
アプリならではの機能が充実しています。
しかも、うれしい事に無料だそうです。

アプリで旅の思い出管理もできるようになりました。
このアプリには、スタンプラリー機能がついています。
AndroidのGPS機能を利用して、お寺の所定の地点で白紙の画像を長押しすると
スタンプを押してもらうことができるそうです!
アプリで旅のコレクションと言う発想は新しいですね。

このスタンプラリーというアイディアは
他の観光アプリやショッピングセンターのキャンペーンにも応用できそうです。

アプリのリリースが様々な分野で進んでいますが
この「京都禅寺巡り」
ユーザー視点で開発されている点を評価したいですね。
アプリ制作の際に気をつけたいポイントです。


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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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