書店の平積みでこのプロジェクト・マネジャーが知るべき97のことが気になって
昨日、衝動買いしてしまいました。
(オライリー・ジャパンからの出版だったのも衝動買いのきかっけです。
因みに英語のタイトルは
97 Things Every Project Manager Should Know: Collective Wisdom from the Experts!
私はIT系のシステム開発に携わっている訳ではないので
直接的にこのプロジェクト・マネジャーが知るべき97のことは
関係ない書籍なのですが
コミュニケーションビジネスでプロジェクトを運営している立場からは
とても得るものが多かったのでご紹介します。
英語のタイトルは97 Things Every Project Manager Should Know: Collective Wisdom from the Expertsです。
97のプロマネからの提言は本当に勉強になります。
ビジネスでチーム運営して行く人には箴言の書となるのではないでしょうか。
この書籍の目次を読んでいるだけで、アクションの指針が見つけられる便利な書籍です。
どこから読み始められて、気軽に再読できるのもうれしいですね。
以下、印象的なタイトルを紹介します。
■できるだけ早期にユーザーを巻き込む
■複雑よりもシンプルな方がいい
■シンプルにいこう
■手順を文章化して、守られているか確かよう。
■成功はビジネスの価値で評価される
■プロジェクトマネージメントはプロブレムマネージメント
複雑になりがちな、大プロジェクトをできるだけシンプルにするという意見には賛成です。
最近、私は「断捨離」をお薦めしていますが、捨てるべきものは捨て
複雑にしないことがトラブル回避になるという指摘には共感します。
また、複雑にしない=判りやすさがユーザーに支持される秘訣だと思います。
作っても使われないシステムというのは悲しいです。
それは、開発者の独りよがりやユーザー視線のなさが原因になるといいます。
完成してから、ユーザーの声がフィードバックされても遅いですし
完成してからの修正は、当然コストの増加要因です。
見せられるところから、どんどんユーザーに見せていくという姿勢は大事です。
隠さずに、オープンにできる部分は徹底的にオープンにするのが
ソーシャルメディア時代のシステム開発ですね。
また、「割り込みが入ると思考の流れを取り戻すのに20分かかる」
という指摘には、頷きました。
本当に電話や、宅配便などビジネスの集中に邪魔者はつきものです。
それを取り戻す時間を考えると、積極的に邪魔モノを排除しないといけないですね。
人に邪魔されない時間を自ら創りだすのことが、成功の秘訣だと思います。
この辺りは理央 周氏のサボる時間術 にも通じる考え方です。
シンプリシティ、タイムマネージメントなどを再認識した一冊が
このプロジェクト・マネジャーが知るべき97のことです。
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