遅ればせながら、津田 大介氏の情報の呼吸法 (アイデアインク)を読み終えたので
私なりの書評を書かせていただきます。
津田 大介氏との最初の出会いは、友人の加賀谷友典さんのご紹介で5年位前のことでした。
twitterが世に生まれた頃で、ソーシャルメデャ革命前夜でしたが
その時の 津田氏の話はとてもやんちゃ(アクティブ)で
当時の私にとても刺激を与えてくれました。
特に立ち上がったばりだった音楽サービス「ナタリー」について語る津田氏の熱さは
とても印象的で、今でもその時の彼の姿を思い出します。
それ以来、彼とはちゃんとお話ししていませんが
ソーシャルメディアで、彼の活躍を日々拝見していました。
twitterがブームになった2009年以降、彼の関心・行動領域は変化し、
特に、あの東日本大震災以降は政治やメルマガなど新しい世界にチャレンジしている
津田氏ですが、久々に書籍の世界に帰ってきてくれました。
今回リリースされた 情報の呼吸法 (アイデアインク)は、ソーシャルメディア時代の
インプット&アウトプットの需要性を丁寧に説明してくれていて、とても共感できました。
最近、私が強く思っていることがあるのですが
「考え、そして、行動する」という旧来のモデルがソーシャルメディア時代には
通用しなくなっているという厳然たる事実です。
今は、ソーシャルでリアルタイムに繋がりアクションする時代に変化してきています。
そのため、私たちの行動モデルも変化しなければ、世界に取り残されていきます。
価値あるソーシャルキャピタルを生み出して、未来を明るしてくれる。』
という思考の下このブログやソーシャルメディアを通じて
私の考えやアクションをできるだけオープンにしています。
そのためかもしれませんが、この情報の呼吸法 (アイデアインク)を読んでいて
特に、印象的で共感できたポイントが第3章で書かれている
「情報は発信しなければ、得るものはない」でした。
本当にこの津田氏の一文はミドル世代の方々にこそ読んでもらいたいです。
ミドル世代が情報をソーシャルでアウトプットし始め
若い世代との情報交流が進み、素敵なソーシャルキャピタルが作れれば
閉塞感のある日本ももう少し元気になるような気がします。
自分のバリューをオープンにすることが苦手な40代のミドル世代の知恵や経験が
もっと「見える化」すれば、若い世代のバリューになると思います。
また、第4章で書かれている「人はすべて他人にとってのソーシャルキャピタルである」
という指摘、ソーシャルメディアでGiveすることが重要だという
津田氏の整理、考察、そして彼の行動が、
私のこのブログを継続していくぞ!という気持ちをより強くしてくれました。
そして、素敵なソーシャルキャピタルによって
未来をよりよくデザインできたらと思います。
最後に第3章の「情報は発信しなければ、得るものはない」
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