ブルームバーグのニュースを読んでいたら
ちょっと気になるニュースを発見したので、今日はこちらをご紹介。
世界で生活費が最も高い都市は東京だそうです。
これはMERCERの年次調査
Mercer 2012 Cost of Living Ranking でわかったものです。
世界の214都市での外国人(駐在員)の生活コストを比較したもので
東京がナンバー1!3位には大阪、6位シンガポール、
9位香港、10位名古屋と
アジアの都市、とりわけ日本の都市の暮らしにくさが印象的です。
欧州ではモスクワが最も高コストの都市でした。
MERCERは12日公表した調査リポートで
through currency fluctuations, inflation,
and volatility in accommodation prices,
” Mercer said today in its annual Worldwide Cost of Living Survey.
MERCERはニューヨークを基準として交通費、衣料費、食費、
娯楽費、住居関連費など200余りの項目を比較したそうです。
住居関連費はしばしば、
最大の経費になり、影響がとても大きいです。
In Tokyo, a cup of coffee including service averages $8.15
unfurnished apartment runs $4,766,
according to the consulting company.
MERCERによると、東京ではコーヒーが一杯が8.15ドル(
2つのベッドルーム・
このレポートに書かれていてびっくり。
比較対象の住宅が都心で2ベッドルームとなれば希少ですから高いのも頷けます。
また、コーヒー代もどこから算出してきたものなのでしょう。
スターバックスで比較するなど調査対象を精査すれば、デフレ日本が
他の成長著しいアジアのインフレ国と比べて暮らしづらいとは思えないです。
しかし、レポートは多くのメディアで配信されていますので
東京のイメージは外国人経営者にとって、投資先としては
割高に見えるのではないでしょうか?
円高、ユーロ安というのもランキングに影響しているかもしれません。
ユーリ安でスイス・フランは独歩高となり、
ジュネーブが世界5位、
スイスが日本同様の結果をみると、通過がこのランクに多大な影響を及ぼしています。
そのため、通貨がドルに対して下落している欧州都市の
ランキングが低下しています。
オスロは18位(前回15位)、
パリは37位(同27位)
ロンドンなどの交通機関やホテルの値段を考えると
なんかこの調査を為替に影響されず、もうすこし平準化する方法を
考える必要もありそうです。
いずれにせよ、東京の住環境、オフィス環境はおそまつかつ高いという
この20年来の課題が解決されない限り、スルージャパンは続きそうです。
少なくともMERCERのレポートを読んだ外国人経営者には
東京は暮らしづらく、コスト高に見え
シンガポールや香港をアジアの拠点として選ぶような気がします。
英語、金融など経営全体のコストやメリットまで考えれば
シンガポールや香港を選択するのが合理的なのかもしれませんね。
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