ムスリムツーリズムとハラル。観光産業も東南アジア向けのソーシャルメディアでの情報発信が重要になる。

アジアの人の日本への移動が加速されています。
日本政府観光局の調べで、2013年4月の訪日外国人旅行者数が
92万3,000人となり、2012年の同じ月と比べて、およそ18%上回ったそうです。
1カ月間で90万人を超えたのは、今年の4月が初めてです。
5月も87万5千人と統計をとり始めてからの3番目の数字になっています。
このところの円安効果と航空便の増加が追い風になっています。

国・地域別では
■台湾が前年同月比61.7%増の19万5,700人
■香港が同82.2%増の5万9,200人
■タイが同67.8%増の4万300人
■シンガポールが同24.5%増の1万6,300人
■マレーシアが同17.8%増の1万5,000人
■インドネシアが同39.3%増の9,900人
■ベトナムが同32.2%増の5,500人 
などアジア地域  特に東南アジアの観光客が増加しています。

そして、話題になっているのがムスリムツーリズム
東南アジアの中心国であるマレーシアもは国民の大半をムスリムが占めています。
インドネシアもムスリムが多いことで知られています。 
日本の観光施設やレストラン、自治体など東南アジアからの観光客の増加で
このムスリムツーリズムに積極的に取り組みをはじめました。

イスラム教のハラルという言葉がだんだん日本でも聞かれるようになりました。
主にイスラム教上で食べられる物のことを表しています。
イスラム教では食べられる物と食べられない物が明確に決められていています。
実際、イスラム法で殺されていない牛肉・鶏肉、お酒はハラムで
彼らはこれを食べることができないのです。

ハラルは食べてよいもので、これが使用され、表示されていれば
マレーシアやインドネシアからの観光客のレストランへの誘致も可能になりますね。
実際に東京レストランサーチではハラルフードレストランの検索が可能になっています。

実際、マレーシアやインドネシアでのFacebookの普及率はすごいものがあります。
インドネシアは今年の1月で4700万人以上がFacebookを活用しているのです。
レストラン含め東南アジア向けのFacebook活用が今後は重要になってきそうです。

アジアクリックの高橋学さんは東南アジアの日本を目指す観光客が
東京の観光情報をFacebookで探しているといいます
ハラルのレストランに東南アジアの観光客が集まるとしたら
そのレストランだけでなく、そのエリアの周辺店舗にも
チャンスがあると考えてよいのではないでしょうか?
日本人だけでなく、東南アジア向けのFacebookでの情報発信を
考えると売り上げアップが可能かもしれません。

7月10日に、Facebookを活用した東南アジアからの観光客誘致法についての
セミナーをアジアクリックの高橋学さんとご一緒に開催する予定です。
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Photo Credit http://www.flickr.com/photos/rnugraha/208640498/

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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