昨日7月29日はレゴブロックを使ったシリアスプレイのセミナーに参加していましたが
蓮沼孝さんのファシリテーター力、メンバーのアイディア力のおかげで
全員参加型のコラボ(プレイ)の素晴らしさを味わえました。
正に五感フル動員で左脳と右脳を動かす体験型セミナーで
ダニエル・ピンクの提唱するハイコンセプトをレゴで実感できました!
ちなみに10年後の私をイメージしたレゴがこちらです。
「ソーシャルとリアルで今まで以上に
アクティブに人々をつなぐハブになりたい!」をレゴで表現してみました。
レゴに慣れたところで、いよいよワークショップがスタートです。
自分の手が勝手に動いてカタチを表現し始めます。
無意識に動かした手から、アイディアがわいてくるのがとても不思議です。
出来上がった私の遊び(PLAY)はこちらです。
個々のカタチが完成したら、自分でキーワードを3つ作り、紙に書きます。
そのキーワードを使ってなんと隣の人が、そのカタチをプレゼンするのです。
自分が表現したPLAYの世界観を隣の人が説明するのですから
全く違う解釈をすることもあります。
新たな視点と他者の表現でカタチをプレゼンしてもらうことで
本人もそこから予期せぬ新しい気付きをもらえるのです。
このギャップがサプライズになり、コミュニケーションがどんどん円滑になります。
色使いの指摘やデザインを褒め合うなど、会議が和気あいあいになるのです。
三次元でできたオブジェをいろいろな角度で見ると
また、新たなヒントが現れたりして議論はつきません。
最終的には、レゴを使ってメンバー全員で課題に取り組みます。
今回は東南アジアの現地工場に英語ができないメンバーが赴任するという前提で
「3ヶ月で英語を習得し工場の改善策のケーススタディを英語プレゼンする」
という課題を解決することが我々に与えられました。
■レゴで各々のメンバーが施策を考え、まずはアイディアを共有。
■必ず全員のアイデアを使って、レゴでストーリーにする。
■要らないパーツをの取り除き、話を判りやすくする。
この過程でメンバーのアイディアを必ず尊重するので
メンバー全員に貢献する意識が生まれ、よい空気が場に作られます。
まとめるのがうまい方などメンバーが自分の役割でプロジェクトに参加します。
メンバーの思いやりで会話が和みます。
また、全員が尊重されるのでプロジェクトがコミットされやすくなる効果もあります。
ファシリテーターの蓮沼さんの助言でゴール設計が明確になり
英語とプレゼン技術習得のメソッドが短時間で生まれました。
レゴを使う事でアイディアとストーリーも立体的になり
実際に使える施策が短時間で生まれ、シリアスプレイの面白さと効果に
メンバー全員が納得しました。
出来上がったレゴはこちらです。どのように見えますか?
無限の組み合わせを持つレゴを使って、三次元な作品を作ることは
紙やPCで表現するのとは違った暖かみがあります。
カタチや色にレゴならではの懐かしさがあり
自分の過去との対話からも不思議なパワーをもらえます。
また、作品を通して、自分で「創る」にプラスして
メンバーと「語る」「観る」「訊く」「応える」という
コミュニケーションを行うことで、インスピレーションをもらえるのです。
この経験はとても新鮮かつワクワクできます。
■言葉で表現しにくい内容を具体的な作品にし(可視化)、
■他者に語る事により伝え(共有)
■質問を受ける事により、本当に伝えなくてはならない事に自ら気がつく(気付き)
できるのがレゴシリアスプレイの最大の魅力です。
また、あのU理論もレゴシリアスプレイなら判りやすく理解出来るという話も
このワークショップから生まれ、次回のセミナーでは
U理論をレゴで理解する企画を考えてみようとメンバーで盛り上がっています。
■8月8日は写真とソーシャルメディアのコラボセミナーを開催します。
Anegoes15号の山田トモミさんとの初コラボです。
徳本『なぜソーシャルメディア時代はコンテンツホルダーが勝者になれるのか?』
山田トモミさん 『iPhoneとアプリで広がるソーシャルの写真における影響力』
という2部形式でお話しさせていただきます。
彼女のiPhone写真術を伝授されると、ソーシャルメディアでの発進力が変わります。
ぜひ、会場に遊びにきてください。
セミナー詳細はこちらから!
36歳からはじめるソーシャルメディアという電子書籍ですが
15号の新井浩之さんと28号のサトカズ(佐藤和則)さんと私の3人の
ソーシャルおじさんズのコミュニケーション・ノウハウや体験談を徹底公開しました。
アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)
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