ライフハッカーに『アイデアを生み出す際に役立つ「5つの思考術」』という
書評記事がありました。
共感する部分も多く記事で紹介されている小川仁志さんの書籍
一瞬で100のアイデアがわき、一瞬で1000人の心がつかめる本も読みたくなりました。
以下記事から気になるポイントを引用します。
■ヒュームの視覚化
人間は誰しも概念を図として思い浮かべる、つまり視覚化してとらえる能力を備えているもの。事実、イギリスの哲学者ヒュームは、人間の知は知覚に基づくとしているそうです。つまり、言葉や概念を図示することによって、言葉で表現する以上に明確なイメージを表に出すことができ、そこからアイデアが生まれるという考え。
確かにビジュアル化は大事ですね。アイディア作りだけでなく
人に伝える時にもこのビジュアルにするるメソッドは使えます。
自分の考えていることを整理して、紙に書き出し
マインドマップ化したりマンダラチャートにすれば多くの気付きがもらえます。
そして、それをFlickerのキーワード検索を使い
ビジュアルコンテンツを探すと脳が楽しく働き始めます。
最近は私の中で画像検索を多用して、効果が出ているのも
このヒュームの話を読んで納得しました。
人間の知は視覚に基づくというキーワードは押さえておきたいですね。
■物語をつくる
物語とは、一続きのアイデアのかたまり。物語が飽きさせないのは、最初から最後までなにかが続いているから。そして、そこには展開がある。次々と意外なことが起こるというのは、言い換えれば、次々とアイデアが湧き出ているということにもなると著者は言います。 つまり物語を作るというのは想像の連続だからこそ、物語を作るようにアイデアを出すべきだという考え方。物語はひとつの体系のなかでアイデアが連続しているだけに、この方法を使えばアイデアが連想ゲームのようにわいてくるというわけです。 ここで重要なのが、「ナラトロジー(物語論)」。なぜそのように展開していくのかという因果関係のことであり、いわゆるプロットにあたります。テーマを物語ととらえ、その物語のプロットをたくさん考える。小説化になったつもりでそのモノの物語を書いてみれば、それがアイデアにつながるといいます。
このストーリー展開でのアイディア作りにも共感します。
マーケティングやコミュニケーションでのアイディア作成でも
ペルソナを置いてストーリーを考えると不思議にアイディアが生まれてきます。
コンセプトが仮説の段階でも、どんどん具体的なストーリーを作ると
足りない部分が補強できたり、アイディアを修正できることも多いです。
ストーリー作成はアイディア作りをワクワクな楽しいことに変えてくれますし
人に説明するときにもイメージをしっかり伝えられるので一石二鳥です。
プロットをたくさん考えるというアドバイスは覚えておきたいメソッドです。
ここまで書いてきて今週の高橋政史さんのメルマガを思い出しました。
プレゼンとは「絵(ビジュアル)」と「言葉」で人に心理的なインパクトをもたらし、こちらが意図する行動をとってもらう行為です。
というプレゼンテクニックの話なのですがその中で
ビジュアルと言葉でロジカルに事象を説明してくれる雑誌を
参考にするとよいことが書かれていました。
確かにアイディア作りになんとなく雑誌を眺める人が多いと思いますが
これにもビジュアル化とストーリー化という意味があったのです。
売れている雑誌を参考にすれば、売れるアイディアが作れそうですね。
雑誌でも「絵(ビジュアル)」と「言葉」の力でもって、 人の心を揺さぶり、読者がのどから手が出るほど欲しい 「価値ある情報」をもたらすために、さまざまな仕掛けが施されています。
最近、雑誌を眺める機会が相当減っていますが
アイディアとプレゼン力をアップするために
久々に売れている雑誌を徹底的にチェックしようと思いました。
私がiPadアプリの記事を連載しているMac Fanからも多くの刺激を
毎月いただいていることを今、思い出しました!(笑)
ぜひ、Mac Fanもよろしくお願いします。
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