昨日のブログでご紹介した立花岳志さんの新刊
サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法に
飲み会についての考え方が紹介されています。
立花岳志さんは飲み会を以下の三つに分類して、整理してくれています。
■投資的飲み会
■消費的飲み会
■浪費的飲み会
7年前までの私はこの3つの飲み会をパーフェクトにこなしていました。
新たな出会いや人との繋がりがつくれ、自分を高めてくれる投資的飲み会が
私は大好きで、面白い人に会える勉強会には毎週、参加していました。
また、会社との同僚との消費的飲み会(上司をネタに愚痴る)も大好きで
いろいろな同僚や業界関係者との飲み会にも顔を出していました。
そして、この飲み会の合間に、浪費的飲み会と立花さんが定義している
必要以上の頻度で同じメンバーで開催される飲み会にも参加していました。
要は月曜日から金曜日まで、ほぼ毎日飲み会に参加していたのです。
当然、二次会にも参加していましたから、私は自分の時間をほとんど持てずにいました。
立花さんは本書の中で、週3回の飲み会に参加したら一日6時間換算で
1年で864時間の無駄になると教えてくれています。
私の場合はこれ以上の時間、多分年に1000時間以上を浪費していたのです。
自由に生きるためには「自分に時間」を確保することが絶対条件だと
著者の立花さんは言います。
7年前までの私は夕方以降の時間を
自分ではコントロールできない不自由な人だったのです。
睡眠時間と財布の中身と健康を削り続けて、私は人との関係を維持していたのです。
結果として、私はいつも酔っぱらいながら、人との会話を楽しむだけの
無意味な時間を年に1000時間以上、20年で2万時間を浪費していたのです。
私には人生を変えるための選択肢はお酒をやめることしかなかったのです。
そして、あまりにも遅い決断になりましたが、7年前に断酒をし
それ以降、一滴のアルコールを口にしていません。
当初は辛かった断酒も自由な時間という貴重な資産を手に入れたことで
半年もすると全く苦にならなくなりました。
2007年以降、読書や勉強会に時間を費やし
2008年からはiPhoneとソーシャルメディアでアウトプットをはじめ
多くの人との出会いがデザインできるようになったのです。
断酒をしたためにいつも素面でいられるようになり
私は絶えずポジティブにアクションを起こせるようになっったのです。
お酒を飲んでいるときには、自分が決めたタスクが面倒になる先送り人生だったのですが
素面であれば、飲み会の帰りに本もちゃんと読めますし
ブログをiPhoneで書くこともできるのです。
今でも私は夜の投資的飲み会にも飲まない前提で参加しています。
これなら多くの人に出会え、刺激も受けられます。
これ以外にもランチ会や朝活なども有効活用しています。
ランチ会と言えば、昨年この本の著者の立花さん主催のランチ会に
お招きいただきました。
その際、名言コツコツで有名なコボリジュンコさんをご紹介いただきました。
ランチを食べながら断酒の効能をお話したら
なんとコボリさんもいつの間にか断酒をスタートしていたのです。
そして、うれしいことに昨年のブログに私のことを書いてくださいました。
正に投資的な著者ランチ会を立花さんが、企画してくれたからこそ
コボリさんに出会え、ソーシャリアルで交流できるようになったのです。
もし、私が以前のように飲み続けていれば
アウトプットもしていませんから、多分、このブログも書籍も書いていません。
著者にもなっていないわけですから
立花さんやコボリさんにも出会えなかったはずです。
(立花さんとは2冊めの出版時に不思議なご縁でお話しして以来のおつきあいです。)
未来をイメージして断酒したおかげで、私は自由な時間を手に入れると同時に
新しい仲間との出会いをデザインできるようになったのです。
新刊ソーシャルメディアを武器にするための10カ条を出版しました。
4月2日に出版記念セミナーを共著の高橋暁子さんと開催します。
19時三越前、アクセスにて行います。詳細はこちらからお願いします。
新刊の動画を山田トモミさんに作ってもらいました。
Photo Credit
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