頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?(高橋 政史著)が
アマゾンから昨日届いたので、早速、読んでみました。
一瞬タイトルを見ると勉強用のノート術に見えますが
コンサルタントの高橋 政史さんの思考法、整理法がわかりやすく書かれています。
プレゼンスキルとコミュニケーションスキルをアップさせたいビジネスマンにとって
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?は、最強の一冊だと思います。
■覚えるノート=勉強ノート
セミナーなどで学んだ内容を記憶、理解し、頭に定着させるノート
■考えるノート=仕事ノート
ものごとの本質を見きわめ、そのポイントを理解し、結論を導くためのノート
■伝えるノート=プレゼンノート(勝負ノート)
あふれるほどの情報から、相手が求める情報を選び出し、わかりやすく整理して
相手が求める改善策や解決策などを提示し、相手を説得するために書くノート
■覚えるノート=勉強ノートの作り方
黒板をただ書き写すだけのノートではだめで
1秒の空白でノートをとれと高橋さんはアドバイスしてくれます。
ノートをとるためのステップは
黒板を見る→頭の中のスクリーンに焼き付ける
→黒板を見ずに頭の中のスクリーンに焼き付けた内容をノートに再現
その際、頭の中のスクリーンに焼き付ける1秒間=空白の1秒を持つことが重要なのです。
「空白の1秒間」を積み重ねることで、
あなたは確実に忘れない記憶ができる、「高速記憶回路」 をどんどん太くしていくことができるのです。 頭がいい人に変わっていく途上にあるのです。 期待と自信をもってさっそく、今日から、「空白の1秒間」で「 忘れない記憶ができる」自分へと進化していく、 その最初の一歩を踏み出してみませんか。
この空白の1秒があなたの記憶力をパワフルにしてくれるのです!
勉強ノートの書き方を丁寧に高橋 政史さんは解説してくれます。
■見開き2Pで1テーマ
■「センタースペース」は先生のコメント、自分の言葉を書き込む「気づきのスペース」
■展開、要約、強調の3種類の矢印をマスターする。
■要約スペースで疑問点をチェックし、自分の理解度をチェックしながら要約する。
わからないところを可視化し、ポイントを3つにまとめながら
ノートを整理でるようになると勉強もできるようになります。
ビジネスマンなら仕事でも認められるようになれそうです。
■考えるノート=仕事ノート
仕事ノートは捨てる技術を磨くことだと高橋さんは言います。
あれもこれもの「メタボノート」と決別して
大事なポイント=論点をしぼってノートを作成すべきなのです。
仕事ノートは相手の課題を解決するためのノートですから
論点がぼやけるてしまうと伝わらないという高橋さんの考えには共感します。
クライアントと論点を確認し合うことで、いらない情報が自ずと整理できるのです。
クライアントと論点確認の3分間を持つことで、よい資料が作成できるのなら
この論点確認の3分間は絶対に癖にしておきたいですね!
部下に課題を渡すときにも論点を明確にしておくという考え方も
マネージメントをする立場の私にとっては真似したいテクニックです。
■伝えるノート=プレゼンノート(勝負ノート)
外資系コンサルタントはファクトにこだわる!
この書籍で私に刺さった言葉は実はこのファクトにこだわるです。
思考の基本はファクト(事実)と意見を色分けすることなのです。
黄金の三分割(事実 解釈 行動)をしっかりノートにまとめられれば
マッキンゼーのコンサルのような思考法でプレゼンができるようになりそうです。
実際、なぜ5回をこの頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?の
ロジカル接続詞、矢印、四角を使ったノート作成の手法を真似れば
思考法とプレゼンのスキルは一気にアップしそうです。
黄金の三分割(事実 解釈 行動)を見開き2Pのノートで表現できれば
A41枚ですばらしいプレゼンシートが作れるようになりそうです。
実は、本を読む前日に著者の高橋 政史さんに私の出版記念パーティーでお会いし
この頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?の情報交換をしていました。
そのおかげで、内容がいつも以上に身近に感じられ、楽しい学びができました。
次回はブログではなく、ノートにまとめながら、この本を再読したいと思いました。
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