なぜ、スペシャリストに質問することがアイデアづくりで大事なのか?

アイデアを生み出したり、課題を解決するときに、私が意識していることを書きます。
実は、簡単なことなのですが、その道のプロを見つけ
彼らに自分の課題を質問するだけなのです。
これで、ひらめきや課題解決のための筋道を作れるようになるのです。

課題を解決するためのプロを、自分は知らないという方が案外多いのですが
自分のネットワークを棚卸しすれば、スペシャリストが近くにいることがわかります。
ソーシャルネットワークの中には、あなたの課題を解決してくれる仲間が
実は、たくさん存在しているのです。

普段はあまりコミュニケーションしていない方とでも
勇気を持って、Facebookメッセージなどで質問してみると
あなたに価値を感じてもらえれば、よいアドバイスをもらえるのです。
そこから、相手の方のビジネスに繋ぐこともできますから
今の置かれている状況をきちんと説明し、Win-Winのカタチを見せられれば
よいヒントをもらえるようになります。

課題に対して的確な答えをもらえると、自分の頭を一気に整理できます。
過去の自分の知識とスペシャリストの話をマージすることで
とんでもないひらめきが生まれてくることを
私は何度も体験していますので、ぜひ皆さんも試してみてください。

先日も、何人かのスペシャリストの意見を聞いていたのですが
Aさんの専門知識とBさんのノウハウを組み合わせて
企画書を作っていたら、そこからひらめきが生まれてきました。
その結果、良いプランを作成でき、クライアントにも喜んでもらえたのです。
AさんやBさんともビジネスをご一緒できそうですから、これで三方よしですね!
スペシャリストへの質問から、こうやってプロジェクトが動き出すと
みんながハッピーになれるのです。

先日も、あるスペシャリストに電話を掛け、世間話の合間に
自分の課題について質問してみたら
その方がわずか数秒で私のトラブルを解決してくれました。
そして、電話で話を続けているうちに
なんと課題を一気に解決できる別のスペシャリストを紹介くださり
私の大きなトラブルはあっという間になくなってしまったのです。

もし、その人のことを思い出さずにいたら・・・。
忙しいと言って、電話を掛けずにいたら・・・。
ただただ一人で悩んでいたら・・・。
未だに、私はそのトラブルを解決できなかったことでしょう。
それは、自分だけで解決するには知識もノウハウも足りていなかったのです。

自分の直感に基づいて、そのスペシャリストに電話したおかげで
アドバイスをいただいた上に、別の専門家にまでアドバイスをもらえたのです。
電話というアクションが思わぬ結果を引き寄せたのです。

また、スペシャリストが面白い書籍や記事を紹介してくれることもあります。
自分では見つけられない書籍から、多くのアイデアをもらえることもあります。
私の場合は、面白い本を見つけたら、同じ傾向の書籍を何冊も読んで
その分野の知識を徹底的に増やしていきます。

それらのインプットを自分のブログで整理することで
他者の知識を自分ゴト化できます。
知識を突き詰め、自分の体験に重ねることで、自分の知恵にできるのです。
また、ブログのアウトプットから読者の方からアドバイスをもらえることもあるので
今の興味関心領域を記事にすることは、本当に価値のあることなのです。

私の場合はソーシャリアルの専門家に質問することと
お薦めの書籍を教えてもらうことが
アイデアを生み出すスタートラインになっています。
ソーシャリアルのネットワークを充実して、質問を心がけることで
いつの間にかアイデアづくりができたり、課題を解決できるようになるのです。

アイデアのつくり方は何度も読みたい古典です。
短い文章に多くのヒントが隠されています。
   
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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