マーティン・セリグマンの仕事の壁を乗り越える方法

楽観主義は仕事を助ける。競争の激しい仕事だけではない。どんな仕事でも、つらいときの支えになってくれる。良い仕事をするか、粗末な仕事をするか、全然仕事ができないかの分かれ目にさえなる。(マーティン・セリグマン)


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なぜ、楽観主義者は仕事で成功できるのか?

マーティン・セリグマンオプティミストはなぜ成功するかを再読しています。
ポジティブ心理学で有名なマーティン・セリグマンは
オプティミストとペシミストの人生を比較し
楽観的に生きる方が成功できるとアドバイスしています。

楽観主義者は仕事においても壁を突き破り、結果を出します。
ダメな保険会社の営業マンは数件、アポを断られるだけで
電話が嫌になり、すぐにセールスを諦めてしまいます。
一方、楽観主義者の営業マンは100回の電話で
10回はアポが取れ、そこから3本の契約を取れることを知っているため
ちょっとやそっとのことではセールスの電話をやめません。
優秀な営業マンであれば、何回電話をかければ
結果を残せるかを過去の体験から予測できます。
この平均の法則を信じれば、営業で成果を上げられるようになります。

多くの人は大きな壁が立ちはだかると仕事を諦めてしまいますが
セリグマンはその解決策を教えてくれます。

壁を乗り越えられないのは怠惰のせいにされることが多いが、これは間違いだ。才能がないからでも、想像力が欠けているせいでもない。それは方法を知らないからだ。この方法はどんな学校でも教えてくれない。

では、どうすれば、壁を乗り越えられるのでしょうか?

ネガティブなことが起こった時にマインドセットを変える!

困難な状況に出会ったとき、永続的、普遍的、個人的な説明(私は本当にだめなんだ)をすると、がっかりしてあきらめてしまう。これとは反対の説明(これでイエスと言ってくれる人に一歩近づいた)をすると、元気が出る。

電話のアポがうまくいかなった時に、自分を否定するのはやめましょう。
仕事の失敗を自分の能力のせいにすると一気にやる気がなくなります。
うまくいかなかったのは、自分のトークがダメだったからではなく
たまたま、タイミングが悪かっただけかもしれません。

うまく行かなかった時は、これでもっと良いお客に会える可能性が高まったと
自分のマインドセットを変えてみましょう。
自分の心の中の対話に耳を傾け、ネガティブな思い込みを捨てるのです。
思い込みが悲観的になると人は行動をやめてしまいます。
逆に思い込みが楽観的に変われば、ポジティブに動けます。
自分の気持ち次第で人の動きは全く変わってしまうのです。

人生はオプティミストにもペシミストにも等しく挫折や試練を与えるが、オプティミストのほうが上手に切り抜けて生きていく。

セリグマンの言葉を信じて、失敗が続いても
仕事を楽観的にとらえ、行動をやめないようにすべきです。

まとめ

楽観的に考えると仕事がうまくいくようになります。
失敗した時に自分の否定的な思い込みに反論し始めると
その結果として、あきらめと無気力が、やる気と自信に変わっていきます。
ネガティブ思考に陥ったら、必ず気持ちを切り替えて
その考えに反論するようにしましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

    

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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