人は誰でも褒められたいと言う欲求がある。ワン・ダイニングの『承認欲求』経営が凄いかも。

『承認欲求』という言葉はソーシャルメディア時代によく聞く心理学用語です。
人から認められたい、褒められたいと思う欲求のことで
心理学的には人間の基本的欲求の一つであるとされています。

リアルでもソーシャルでも周りの人から褒められたら嬉しい気持ちになり
やる気が出るのは間違いないですよね。
私などはみなさんのFacebookの「いいね!」があれば
すぐにやる気になれるぐらいに単純です。

ソーシャルメディアは「いいね!」やコメントがこの『承認欲求』を満たしてくれます。
また、ブロガーの場合に嬉しいのが、「いつもブログを読んでいます!」や
「この前のブログのアプリの記事がためになりました!」
などのブログに関する読者の皆さんの反応です。
皆さん、もし私に会う場合は、ぜひブログを褒めてください。
FBへのコメントも大歓迎です。
みなさんの暖かいご支援で、ソーシャルおじさんザルは高い木に一気に登るはずです。

さて、リアルの経営でこの『承認欲求』を上手に使っている会社があります。
ワン・ダイニングという焼き肉店を経営している大阪の会社なのですが
テーブルオーダーバイキングと言う手の込んだ手法で成長しています。
『ワンカルビPLUS+』、『きんのぶた』、『あぶりやPLUS+』という
ワン・ダイニングの3チェーンに共通しているのが
「テーブルオーダーバイキング」というスタイル。

食べ放題でありながら、オーダーをテーブルで聞いて
かつテーブルまで料理を運ぶと言うテーブルオーダーというコンセプトが斬新です。
バイキングなのに好きなときに好きなだけオーダーでき
新鮮な肉を切り、テーブルまで運んでくると言う顧客志向主義がすごいですね。
まさにおもてなしと顧客のコミュニケーションを追求したチェーンなのが
今時コストカットに明け暮れる飲食ではめずらしいと思います。

そして、このワン・ダイニング高橋淳社長
店舗運営で取り入れているのが「気づきメモ」という超アナログな仕組み。
アルバイトさんや店員さんのモチベーションアップを
この「気づきメモ」で実現しるそうです。
「お客様にこんなお声がけしている〇〇さんは素晴らしい」などの
他者を褒めるメモで、褒められたいと言う『承認欲求』を満足させているそうです。
これこそリアル版「いいね!」ですね。

若者の社員教育や新型うつなどの流行病で
社員教育やオペレーションに、苦労している会社も多いと思いますが
このワン・ダイニングの「気づきメモ」という手法は使えるかもしれません。
若者の『承認欲求』を満たして、組織の成長を目指しましょう。
ソーシャルメディア時代の今はアナログメモではなく
FBなどのグループで「いいね!」を使うのも良いかもしれません。

キーマンズネットのアプリ記事連載です。(11月12日更新)
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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