Facebookの株価がIPO時の半値になったというニュースが話題ですが
影響は投資家だけではなく、ベンチャーにも及んでいます。
FacebookはIPO前に、写真共有アプリInstagramを
10億$で買収することで合意していました。
買収金は現金と株式の組み合わせで支払われることになっていたため
この買収案は当初ほど魅力的ではなくなっています。
Instagramは現金3億$とFB株2300万株(一株およそ30$換算)で
買収されることで合意していましたが
株価部分が一株10$程度毀損していますから
相当買収額が目減りしているわけです。
※下のチャートをご覧ください。一株20$までダウンしています。
10億$が一気に7億3500万$に目減りしてしまったわけです。
通常は買収金額を保障するような条項などを盛り込むそうですが
今回はそれがなかったようです。
今回の買収は最終的には米連邦取引委員会(FTC)から認可を
受ける必要があります。
その公聴会は8月29日に行われる予定ですが、
もし、買収計画が米当局のFTCから拒否された場合
Instagramは違約金として2億$を受け取ることが出来るそうです。
この違約金だけでも、社員が10人未満の会社としては魅力的に見えますね。
キーマンズネットのアプリ記事連載です。
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