最近はLineの話題が多い日本ですが
他国に比べコミュニケーションツールが多いせいか
日本ではFBがなかなか爆発しないですね。
使っている人は徹底的にFBでコミュニケーションを取りますが
FBの広告データを見ると圧倒的に首都圏の利用が多いようです。
そんな中、セレージャテクノロジーが2012年7月6日、
アジアにおけるFacebookの推定ユーザー数を発表しました。
発表によると、推定ユー ザー数1位はインドで4980万人。
2位はインドネシア、3位はフィリピンとのことです。
因みに、我が日本の推定ユーザー数は1004万人で7位でした。
6月7日の前回調査では
アジアのユーザー増加数(5月からの増加数)は241万だったのに比較して
今回調査では、前回調査時点から1016万人増と大幅にユーザーが増えています。
アメリカでの成長が止まっている中で
アジアでの爆発が起こり始めているのでしょうか?
前回調査比で最も増加率が大きかった国は
ベトナムで24.5%増(増加数107万人)となっています。
日本の増加率は 11.7%(増加数105万人)で、
ベトナムに次いで2番目にユーザーが拡大しています。
一方、人口に占めるユーザー数の割合は、
1位がブルネイの59.8%、
2位は台湾で52.8%、
3位が私が注目しているシンガポールは人口比50.7%になっています。
これらの国の人口とユーザーの割合を考えれば
FBがコミュニケーションのプラットフォームになっています。
一方、日本は7.9%と10%にも満たない数字で
全国区の商品は、まだまだソーシャルメディアだけでは
ユーザーにリーチできないことを数字で裏付けています。
しかし、FBが都市型のソーシャルメディアであることを考えると
都市だけで見た普及率を考えれば、様相は変わってきます。
こちらのブログで分析しているように
首都圏におけるFBの普及は相当進んでいます。
都市型の商品、サービスではFB&Twitterでのコミュニケーションだけでも
デザインが上手ければ、相当のリーチが図れそうです。
今後、コミュニケーション戦略を考える場合
自社の製品サービスのエリア、ターゲット特性を鑑み
ソーシャルメディア、オウンメディア、マスメディアの連携を
今まで以上に相当きめ細かに行う必要があります。
コミュニケーションデザインの優劣で
リーチや共感に大きな差が生まれそうな時代だと
今回の調査を見て思った次第です。
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