最近、人生を豊かにするための方法について何人かの方とお話しする機会がありました。
読書で過去の偉人との対話や未知の世界への出会うことで
人生はより豊かになります。
また、勉強会での他者との会話でも刺激を受けます。
自分に足りないことを見つけるには、今の日本は満たされすぎてなんでも揃います。
便利な日本にいたら、飢餓感など起こるはずがありません。
充足され、競争の少ない日本社会では自分に足りないものを見つけるのは難しいです。
満足からは自分をあまり進歩されれないので、日本だけで過ごすのはもったいないですね。
海外への旅行、それもガイドブックに書いていない現地の方との交流がある旅こそが
人生を豊かにする最適解なのではと、最近、思い始めています。
それを現地との体験、「ローカルエクスペリエンスの効用」と私は呼んでいます。
現地の地元の人が行くスーパーやメルカートに出かけてみて
現地の人が何をいくらのプライスで購入するかを知る事で色々な気付きがあります。
彼らの生活を日本と比較して、ギャップを見つけることがアイディアの糧に繋がります。
タクシーに乗って、ドライバーさんと話すのも肌感覚があって良いかもしれません。
町の食堂でランチを食べるのもいいですよね。
とにかく、地元の人が行く場所に積極的に出かけてみる。
そうすると不況と言われている日本がどれだけ恵まれているかがわかったり
便利な生活をどれだけ高コストで買っているかなどに気付きます。
逆に日本に旅行している海外の人間と話してみるのも面白いです。
彼らは、タクシーのゴージャスさに驚きます。
シャワートイレに目を見張ります。
町のティッシュ配りを不思議そうに見ています。
自動販売機の多様さも相当不思議な光景ですね。
先日、来日したアメリカのビデオブロガーのCali Lewisに同行しましたが、
彼らはあらゆる気付きを写真や動画に押さえていました。
Cali LewisのTokyo Vending Machinesをご覧ください。
彼らが日本の自動販売機の「ローカルエクスペリエンス」を見つけ
ギャップを楽しんでいることがよくわかります。
日本の治安の良さや停電しない先進国だから
自動販売機文化が根付いた事がよくわかります。
(最近は停電のリスクに脅かされていますが!)
最初は不便ですが、慣れると普通の町の商店で買い物を楽しむようになります。
数日も店に通えば顔なじみになって、現地の方との対話も楽しめます。
自動販売機が増えて、日本の町の商店の活気を削いでいるのなら
便利な生活について、再考してもいいのかもしれないと考えたりもします。
旅行、それもガイドブックに載らない「ローカルエクスペリエンス」で
発見することが出来ます。
日本がなぜ停滞しているのかの理由がわかります。
世界には様々な文化があって、人々は地元のルールで暮らしています。
もはや海外との交流を否定して、日本人が生きて行くことは不可能です。
現地に友人を作り、彼らにどんどん会いに行き、
様々な文化を体験、交流していけば、気付きや、刺激を受けられます。
彼らのライフスタイルを見ることで、世界で受けるサービスを作り出したり
日本のサービスで、現地で受けそうなものをアウトバウンドして
ビジネスチャンスを作ることもできそうです。
特に、海外に出なくなったと言われる日本人の若者。
海外より日本の方がきれいで何でもあるから
海外なんか行く必要がないという若者にこそ
海外での「ローカルエクスペリエンス」を積極的に体験してもらいたいと思います。
もちろん、私もソーシャルメディアやリアルで出会った友人との
「ローカルエクスペリエンス」を求めて、どんどん旅に出たいと思います。
チキリンさんの社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!を読むと
海外と日本の違いがよく整理されていて、疑似体験が出来ますので、
海外に行く前に読むのいいかもしれません。
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