人は自分の運命を操ることができないという「最大の嘘」を信じてはならない。運命は自分で決められる。(パウロ・コエーリョ)
パウロ・コエーリョのアルケミスト―夢を旅した少年を再読しています。
羊飼いのサンチャゴの成長物語ですが、数年前に読んだ時よりも
本書の内容を理解できるようになりました。
自分でも夢を見るようになったからかもしれません。
主人公のサンチャゴは羊飼いから夢追い人に変わることで、人生を変えていきます。
自分の夢を実現するためには、勇気が必要です。
夢を追う人は、毎日何かしらの決断を、重ねていかなければならないのです。
パウロ・コエーリョは、多くの作品を書いていますが
それらを通じて決断と行動の重要性を私たちに教えてくれます。
サンチャゴは、成長するたびに失敗する恐怖をなくしていきます。
詐欺にあって一文無しになった後でも、彼は希望を捨てません。
クリスタル商人の下で働き始めることで、彼は新たな夢を見つけ
人生をよりよいものにしようと決め、行動を続けるのです。
船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない。
私たちの人生も船と同じで、港にとどまったままだと意味がないのです。
以前の私は夢を見るのを諦め、自分の人生を飲み屋で浪費していました。
飲み屋で仲間と慰め合うことで、自分を騙し続けたのです。
断酒後、多くの書籍を通じて、夢が叶うことを知った私は
行動に対する恐怖を閉じ込められるようになりました
パウロ・コエーリョは、人生を変えるための名言をいくつも残しています。
人生の一つの段階が終わった時を知ることは、いつでも必要なのだ。必要がなくなったのに、それにいつまでもしがみついていると、君は人生の喜びと人生の意味を失うだろう。
一つのことに成功できても、そこでやめてしまうと次のステージには登れません。
成長のためには、必ず次の試練が待っています。
アルケミスト―夢を旅した少年でも、サンチャゴは次々に新たな課題にぶつかりますが
彼は一つ一つの課題に向き合い、答えを出していくのです。
夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。それは失敗するのではないかという恐れだ。
夢をあきらめないために必要なことを本書やパウロの言葉から学べました。
また、Evernoteにファイルしたパウロ・コエーリョの言葉を読み返すことで
私は、元気をチャージできました。
夢を実現しようという意志を固め、行動さえすれば、私たちは夢を実現できるのです。
アルケミストの自分の心の声にいつも耳を傾けていると
物事の「前兆」が分かるようになるという言葉が響きます。
自分の夢を実現するためには、自分との対話が必要なのです。
最後にパウロの大好きな言葉で、今日のブログを終わりにします。
夢が実現する可能性があるからこそ、人生は面白いのだ。
photo credit: Way to heaven via photopin (license)
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