まずはIHSのKIndle Fireの調査データをご覧ください。
先日の発表でもその199$というプライスが
相当なサプライズを呼んだKindle Fireですが
パーツのコストからも凄い事が実証されました。
IHSがハードウエアに関わるコストをディスプレーやバッテリーなど
主要部品と製造コストを類推して算出しましたが
コスト合計がなんと209.63$と予想通り原価割れでした。
これでは、コンテンツを持たない日本メーカーに勝ち目はありません。
AppleのiPadを追いかける最右翼が
Amazon Kindle Fireだと言われる所以です。
Kindle FireのKEYNOTEで
第2のSteve Jobsと云われ始めたJeff Bezos。 ですが
プレゼンだけではなく、マーケティング戦略もさすがです。
このプライス戦略の裏にある仕掛けがやはりオンラインのトップAmazonですね。
原価割れでも、Kindle Fireはコンテンツが稼いでくれます。
オンラインの出版や音楽を押さえているAmazonだから出来る仕掛けです!
1800万以上の映画、音楽、出版コンテンツを握るJeffこそが
第二のSteveの一番手のような気がします。
原価割れで端末を配り、利益は後と言うAmazon得意のビジネスモデルは
ほかには太刀打ち出来ません。
そして、書籍以外にも食品、雑誌など生活用品を
どんどんオンライン販売するAmazon!
もし、Kindle Fireが日本に進出してきたら
Androidタブレットナンバー1になり
AppleのiPadとも互角の勝負になるのでしょうね。
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