こうして、思考は現実になる(パム・グラウト著)を
日曜日の日経新聞の広告で見つけてから、私の運命は変わり始めました。
不思議なことにそのタイトルが一日中気になり、どんどん読みたくなり
翌朝、ついにはアマゾンKindleで購入してしまったのです。
そして、読み始めると彼女の考えに共感し
アクションを起こすことを決断したのです。
まずは、過去の悪い思考パターンを捨て去ることを決めました。
パム・グラウトはこの本の導入部で以下のようにFPのパワーを説明しています。
(※このFPのパワーがこうして、思考は現実になるの基軸になっっています。)
あなたはこれから本書を読んで、「可能性のフィールド」を活用する方法を学ぶことになる。ここでは、可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリティ)を略してFPと呼ぶことにしよう。エネルギーは目に見えないし、私たちは今でも、目に見える世界だけにとらわれているので、まだこのFPの力を本当の意味では理解していない。
私たちの脳は多くの情報をスルーしてしまい
自分の可能性を最初から見落としているのです。
このことをまず認めることが、人生を変化させるためのスタートラインなのです。
そして、こうして、思考は現実になるの中でパム・グラウトは
脳の特性とFP(フィールド・オブ・ポテンシャリティ)について
私たちにわかりやすく教えてくれています。
実際のところ、人類は、五歳になるまでに身についた行動パターンによって動いている。脳科学の研究によると、私たちの思考の九五パーセントは、すでにプログラムされた潜在意識に支配されているという。実際に考えているのではなく、単に「過去にこう考えたことがある」という経験をひっぱり出しているだけだということだ。
私は臆病で勇気のない自分の殻を数年前にようやく破れたのですが
未だに弱い気持ちが、突然私の脳に蘇ることがあります。
そのときには、アンソニー流のトレーニングで
その弱さを克服する努力をするようにしています。
自分が変わると決めたこと、過去の考えを捨て
自分をインスパイアさせてくれる書籍や人との関わるこで
そして、これが「快感」だと脳に伝えることで、すこしづつですが、
弱い自分を切り離せることができるようになったのです。
人間の思考もエネルギーであり、宇宙に存在するすべてのものに影響を与えるので、人間は自分の人生をコントロールできるということだ。一つだけ、大切なことを言っておかなければならない。スイッチを押さなければ電気はつかない。エネルギーのフィールドも同じだ。あなた自身も、もう中途半端な態度は終わりにしなければならない。
私の脳に大きなパワーが生まれ、スイッチが入ったのです。
体中にエネルギーが溢れ、過去の悪いパターンを完全に捨て去る勇気が生まれてきました。
以前の私は、多くの書籍を読んでも、アクションを起こしませんでしたが
USTREAMや書籍、ブログでアウトプットを始めたことで
自分の人生に自分でスイッチを押すことを覚えました。
しかし、まだまだ私の行動は中途半端だったのです。
絶えず、エネルギーを感じられる環境に身を起き
チャンスのスイッチを押さなければ、面白いことには出会えないのだと思いながらも
もう一歩が踏み出せなかったのですが
先週から意識が変わっていく中で、このこうして、思考は現実になるに
偶然、出会うことで、スイッチが入ったのです。
パム・グラウトすべてはまず意図を持つことだと言います。
意図こそが、すべてのものを生み出す力であり、エネルギーなのです。
意図を送り出し、アクションを起こすことで、変化が始まるのです。
私もほとんどの人と同じように、最初は小さな一歩から踏み出したたとえば、「私のために駐車スペースを空けておいてください」または、「四つ葉のクローバーを見つけたい」「有名人にインタビューしたい」などの意図を送ることだ。
まずは、意図を送ることからスタートすることなのです。
意図が実現することを実験し、成功を手に入れることで
思考パターンを変えていくのです。
私も意図を送り、アプトプットを始めることで
出版など多くの果実を手に入れてきましたので、パムの主張にはとても共感できました。
そして、自分は意図の送り方が足りないという事実に気付いたのです。
意図を信念をもって送ることで、より良い結果をもたらすのではと!いう確信が
こうして、思考は現実になるからもたらされたのです。
私たちの人生で主役を演じているのは、実は目に見えないエネルギーや、思考、感情、意識だ。しかし、目に見えないために、私たちはそれらを理解しようともせず、自分のためになるように活用しようともしてこなかった。それなのに、なんとか世界を変えよう、人生を変えよう、目に見えるものを変えようと躍起になってきた。しかし実際には、世界を変えるのには、自分の期待や思い込みを変えるだけでいい。本当に、そんなに簡単なことなのだ!何かを実現したいのなら、「今目に見えるもの」ではなく、「これから見たいもの」に意識を集中しなければならない。
私はそれらを積極的には活用していませんでした。
しかし、ソーシャルメディアで情報発信を始めてから
感謝や貢献が大事だと気付き、このブログで、皆さんに考えを発信してきました。
感謝や貢献など目に見えない感情が私の人生をよい方向に変え始めたのですが
この考えは間違っていなかったようです。
自分の世界を変えるためには、自分の期待や思い込みを変えて
脳にこれから見たいモノに意識を集中させることがポイントになりそうです。
ここでの問題は、偏見のないまっさらな状態で世界を見られる人はいないということだ。なぜなら、誰でも何かしら心に抱えているものがあるからだ。けれども、このみじめな人生を変えたいなら、まず世界への恨みつらみを捨てなければならない。自分から積極的に働きかけて、違う現実を見ようとしなければならない。それなのに私たちは、たいてい自分の欲しくないもののことばかり考えている。でも、これも一つの悪い習慣でしかない。そしてどんな悪い習慣も、意識して努力すれば必ず変えることができる。
パム・グラウトの指摘は習慣化ブロガーの私にはとても刺さりました。
世界への恨み、つらみを捨て去り、脳に違う現実を見せ
悪い習慣を良い習慣に置き換えなければなりません。
意識というエネルギーを悪い方向から良い方向にシフトするのです。
そして、ここが肝心なところなのだが、脳はとても怠け者なので、「これを見よう」と選んだ情報は、実はすでに知っていることばかりなのだ。ずっと昔に見ると決めたものと同じものを、何度も何度も見ようとする。
過去の脳のフィルターをはずなければ、当たり前ですが、新しいモノは見えないのです。
私はブログやソーシャルメディアのアウトプットで視点を変えることを覚えました。
また、ソーシャルメディアの交流から違うコミュニティの人との出会いをデザインし
多くの方々の視点から気付きをもらえるようになったのです。
私たちが見て、感じて、味わって、触って、匂いを嗅いでいるものは、実は本物の世界ではない。脳が勝手に作りあげた世界と言ってもいいだろう。「思い込み」のフィルターではじかれた残りの現実は、気づかれることもなく消えていく。
欲しいものはすべてそこにある。だから、意識を「今」に集中すれば、その存在に気づくことができる。それなのに、自分自身が「今この瞬間」にいない状態であることが、いかに多いことか!何か他のことに気を取られていて、精神が「ここ」にいなかったら、精神にやってもらいたいこと(心配事や不安、明日の夕食に何を食べるかなど)があってもやってもらえないし、欲しいものが目の前にあっても気づかない。もしあなたがこの状態にあるのならば、いちばん大切なのは、意識を目覚めさせ、「今ここ」に集中するスキルを磨くことだ。そうでないと、五歳になる前に刷り込まれた古い思い込みに支配されることになってしまう。
自分の思考を使って欲しいものを手に入れるのは簡単だ。まさに朝飯前だ。議論の余地もない。それなのに私たちは、友達に対しても、そして何よりも自分自身に対しても、難しい、大変だと言いつづけている。今から二日間ぐらい、自分の言葉を注意して聞いてみよう。いったい何回「難しい」「大変だ」という言葉を使うだろうか。また、「昔からずっとこうだった」とか、「うちはそういつ家系だからしかたがない」という言葉にも注意する。「できないこと」を語るのにほとんどの時間を費やしているので、いちばん大切なことを忘れてしまっている。それは、「できないこと」を「できること」にする力が私たちにはあるということだ。
私たち人類は、どんなことを熱心に研究しているだろうか。それは、過去に起こった病気、問題、災害だ。そして、私たちは何に備えているだろうか。それは緊急事態や危機だ。私たちは、問題にかじりつき、「どこが悪いのか」ということを考えるのが大好きだ。これもまた古い思考パターンであり、新しい思考パターンに変える必要がある。「悪いところ」ではなく、「理想の姿」を探すようにすれば、人生は驚くほど好転する。ここで、本当のことを教えよう。すべての「間違ったこと」(実はそれ自体が間違っているのではなく、間違っているという判断が間違っているのだけど)には、もう一つの側面がある。「不足」と「豊富」は裏と表の関係だ。「病気」と「健康」もそう。どちらの側面も同時に存在している。どちらの側面も本当のことだ。ただ、どちらかの側面を見ることを選んだために、もう一つの側面が見えなくなってしまっているだけだ。残念ながら、時間と空間しかない次元に意識がとどまっていると、コインのどちらかの面しか見ることができない。裏と表を同時に見ることはできないのだ。しかし、片方しか見えなくても、もう片方も存在しているということを認識することが大切だ。そして、コインはいつでも裏返すことができる。正反対の概念(たとえば「不足」と「豊富」)はどちらも本当だ。ただあなたがどちらの現実を選ぶかというだけの問題だ。
一度「あれはこういうものだ」と決めてしまうと、たいていの人はもう疑問を持たない。何かを「知った」と思うと、それがあなたの現実になる。しかし、何かを知っているというのは、とても大きな足かせになる。量子的な表現をすれば、何かを知っているという状態は波を破壊してしまつ。謎、驚異、新しい発見の余地がまったくなくなってしまう。ここで考えてみよう。片方の腕に本をたくさん抱えていて、もう片方の腕に買い物袋をぶら下げているとしたら、もうそれ以上何も持つことができないだろう。どんなに知識が豊富でも、どん時間を取ってもらっているのだ。人は何かを思い込んでいると、その思い込みを裏づけるようなデータだけを集める傾向がある。
人間の精神
には嘘を本当に見せる力がある。人は何かを思い込んでいると、 その思い込みを裏づけるようなデータだけを集める傾向がある。
FPを活用して思い通りの人生を手に入れるのは、頭の中だけでできるわけではない。なぜならこれは、ただの理論ではないからだ。楽器の音階練習や卓球の練習と同じで、実践しなければ始まらない。
意識を変えて、意図する。思考を変えることで人生は変わり始めます。
私も過去を捨てて、アクションを起こし始めましたが
まだまだ弱い自分が現れます。
これを克服するための一冊にこうして、思考は現実になるがなりそうです。
まだまだ、書き足りませんが、長くなりましたので
明日以降にこの書評の続きを書こうと思います。
たいていの人は、自分の欲しくないものばかりに意識を集中している。ポジティブな意図は、思考の中のほんの一部しか占めていない。残りはすべて「消えてほしい問題」だけだ。人間は古い思考パターンにとらわれ、脳の力の大部分を使ってお金の問題や人間関係の問題をくよくよ悩み、天から雷を落とす神様におびえ又いる。欲しくないものを心配するのに、精神の九九・九パーセントを使ってしまう。
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