アンソニー・ロビンズの運命を動かすの書評 逃げ腰な自分と手を切る三原則と私の断酒の関係 #断酒 #習慣化

アンソニー・ロビンズが初来日していますが
残念ながら、私は彼の今回のイベントに仕事の都合で参加できませんでした。
今回、参加できなかったで終わらせるのはもったいないと考え
一瞬で「自分の夢」を実現する法の改訂版である
アンソニー・ロビンズの運命を動かすを再読することにしました。

「誰でも心の中に眠れる巨人を抱えている」アンソニー・ロビンズは言います。
多くの人は素晴らしい才能(眠れる巨人)を持ち合わせていますが
なかなかその巨人を目覚めさせられないのが現実です。

しかし、運命を動かすを購入し、読み進めることで
アンソニーは大きな差がついてくると言います。
たとえ、運命を動かすを購入したとしても、二章以降も読み続ける人は
十人に一人もいないことが統計的に証明されているそうです。
多くの本の中から運命を動かすに出会えたことも奇跡ですし
読み続けることも、実は、奇跡なのです。
そして、アクション、習慣化までつなげることができる人は
間違いなく、ほんの一握りの人で、彼らは変化できる人なのです。
そして、運命を動かすにはアンソニーのとてつもないパワーが秘められています。
読むことで、熱くなり、行動を起こしたくなるのです。

来日したアンソニーにインスパイアされ
私は再び、このアンソニー・ロビンズの運命を動かすを読むチャンスをもらえました。
彼の言葉を一言一言、改めて、噛み締めて読むことで
51歳になった私は多くの気付きをもらえたのです。

まずは、書籍を最後まで読み、アンソニーが言うことを
毎日の生活で実践することができるようになれば
人生をポジティブな方向に変えられそうです。
アンソニーの方法を信じれば自分の潜在能力を最大限に活用できるはずで
その結果、自分の夢も実現していくのです。
重要なのは、信じるだけでなく、実際に行動を起こすことだ。」という
アンソニーの言葉を信じ、アクションすることからスタートすれば良いのです。

いつも逃げ腰な自分と手を切る三原則

変化はそれが永続的なものでなければ、最後には失意と落胆が待っている。「どうせ変われない」と無意識に考える人は、逃げ腰で変化に立ち向かうことが多い。

7年前に断酒する以前に、なんども酒をやめようとしましたが
数週間もすると、誘惑に負け、結局はお酒を飲んでしまうことが、何度もありました。
飲んだ瞬間に、変われなかったという事実の前でいつも落胆していました。
どうせ変われないという現実がますます、自分を落ち込ませ、自信を失わせたのです。
いつも逃げ腰な自分が現れ、なかなか酒を止められなかったのです。

しかし、「決断とは他の可能性を切り捨てる」というアンソニーの言葉に出会うことで
難しかった断酒に成功し、2007年以来、私は一滴のお酒も飲んでいません。

決断するとは、目標を達成することに全力を注ぎ
それ以外の可能性はすべて切り捨てることなのです。
決断を下した瞬間に、自分の運命が決まるのです。
アンソニーの逃げ腰な自分と手を切る三原則を信じて
アクションを起こした結果、断酒ができたのです。
断酒を始めた時には習慣について、徹底的に考えたのですが
その際、アンソニーの書籍も相当参考にしたのです。

アンソニーのオーディオブックを朝の通勤時に何度も聞いて

自分を励ましたことを、今回、思い出しました。
正にアンソニーは私にとって、変化の象徴なのです。

逃げ腰な自分と手を切る三原則
■秘訣1「基準」を厳しくする。
自分に対する要求を厳しくする。私の場合は、今後は絶対に飲まないと決めたのです。
勇気は必要でしたが、断酒を「決めたこと」がその後のマイルールになり
決めれば、変化できると確信できたのです。
断酒を通して、逃げ腰な自分にサヨナラを言えたのです。

■秘訣2 ゆるがない「信念」を持つ。
自分の中から「限界」という言葉を追い出し、全身全霊をかけて信念を実行に移す。
まずは、酒に関わることを全て自分の生活から切り離しました。
飲む友人との付き合いをストップし、通っていた店もすべて行くのをやめました。
夜型の生活を朝型にシフトし、お酒を飲む環境を遠ざけたのです。

■秘訣3 「戦術」を変える。
夢を実現する最善の戦略は、自分と同じ夢をすでに実演した人を見つけて、
手本にすること。断酒をした人は残念ながら見つかりませんでしたが
アウトプットをしている著者やブロガーの方々を目標にしました。
彼らのようなインプット&アウトプットするためには
今まで、記事を書いていなかった自分には時間が必要だと気づいたのです。

TwitterやUSTREAMで情報発信を継続していく中で
お酒を飲んでいた時間でいろいろなことができることを発見したのです。
そんな簡単な時間概念もお酒を飲んでいるとわからなくなっていたのです。
(お酒を飲んでいたら、アウトプットの時間は絶対に作らなかったでしょう!)

お酒を飲んでいない頭で、自分の人生をコントロールできるようになり
私はアクティブに生まれ変わったのです。
お酒を飲んでいたら面倒だと思う読書やアウトプットが
俄然、楽しくなり、私はいろいろな体験ができるようになったのです。

人生において何をすべきかを「知っている」人は多いが、
「実際に行動に起こせる」人はほとんどいない。(アンソニー・ロビンズ)

私はこの言葉をいつも頭の中でこう言い換えていました。
人生において断酒が有効だと「知っている」人は多いが、
「実際に行動に起こせる」人はほとんどいない。
私は断酒ができた数少ない人間になれた!という小さな自信を糧に
生まれ変わることができたのです。
断酒の習慣化ができたことで、ブログや早起きなどにもチャレンジし
それらを習慣化できるようになったのです。

永続的な変化のためにはアンソニーの「変化の三大基本原則」
マスターすることだと、私が確信している理由がここにあるのです。

最後にアンソニーの力強い言葉で今日のブログを終えます。

今の恋人が気に入らないなら、変えればいい。今の仕事がいやなら、変えればいい。自分が好きになれないなら、変えればいい。元気で健康な身体がほしければ、変えればいい。あなたは、今、この瞬問にこの場で決断をして、一瞬で人生を変えることができるのだ。今までの習慣を変える。新しい技術を習得する。人とのつき合い方を変える。ずっとご無沙汰している人に電話をかける。電話をすれば、新しい仕事の話が舞い込んでくるかもしれない。毎日を、もっと前向きに、もっと穏やかな気持ちで過ごそうと、今この場で決断すればいい。さあ、今この瞬間に、成長と幸福に向かって、積極的で力強い新たなる一歩を踏み出すことを決断しよう。

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
ブログ
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました