メンタルトレーナーとして活躍している西田文郎さんの
予感力 -人生を決める! なぜか「ツキ続ける人」の習慣術を読んで
脳の特性を理解し、アクションすれば、成功する確率が格段に上がります。
私は、夢が実現するような〈いい予感〉を〈肯定的予感〉、「ダメかもしれない」といった〈悪い予感〉を〈否定的予感〉と呼んでいます。〈否定的予感〉は、ほとんどが〈刷り込み〉によるものです。自分の〈肯定的予感〉を信じられないだけでなく、まわりの状況によって、それを否定的なものに歪めてしまっているのです。(予感力より引用)
予感とは誰の脳でも確実に起こり、その予感が「必ず実現する」と信じれば
最終的に成功が必ず手に入ると西田さんは言います。
実際、北京五輪のソフトボールチームの金メダルはこの予感力で獲得できたのです。
成功する、自分の夢が叶うと決めれば、アクションを起こすことも苦にならないですね。
〈いい予感〉を持っている人は、どんな物事でもうまくいき、それがその人にとっての現実になります。逆に〈悪い予威〉を持っている人は、うまくいかないのがその人にとっての現実になります。これが、ツイている人と、ツイていない人の違いなのです。
正しい行動ができないのですから、成功するわけがないのです。
受かるわけがないと思いながら受験すれば、アクションが中途半端になり受かりませんが
入学できると思いながら勉強すれば、ゴールに向かって力を発揮できるのです。
脳の考え方次第で、ビジネスでも学習でも全く異なる結果になると西田さんは言います。
うまくいくといういい予感をもてれば、明るい未来が作れますし
現実が辛くても、目標に向かってアクションが起こせるのです。
「成功する」という予感を疑うことがなくなるのです。
だから、「失敗するわけがない」と信じていますし
客観的には失敗に見える結果に遭遇しても、それを失敗だとは感じないのです。
反省という言葉とも無縁ですから、いつでも目標に向かってポジティブになれるのです。
常にもう一回だけ試してみることだ。」 というトーマス・エジソンの例を出すまでもなく
失敗は成功への過程でしかないと思えば、成功するまでアクションを起こせばよいのです。
書籍の冒頭では、65歳のカーネル・サンダースの「成信力」も紹介されています。
成功者といわれる人は、勝負に負けたり失敗したりするたびに強くなり、困難な状況を乗り越えていきます。それは、「自分は失敗などしない。最終的には必ず成功する」ことを疑っていないからです。
その秘訣は、クオリアにあります。〈いい予感〉に満ちたクオリアを脳に持っている人は、目の前で起こるどんな現象も〈素晴らしい未来をかなえるための必然の過程〉に見えています。それも、意識してそう解釈するのではなく、当たり前のこととして認識されているのです。だから、「予感力」のある人には〈悪いこと〉は起こりません。あなたは、たちまちツイてツイてしかたがない人に変わります。
目の前のトラブルも、素晴らしい未来を叶えるための必然だと思えばよいのです。
人生の見方を変える一冊で、これを信じればメンタルが強くなりそうです。
最後に私が好きな西田さんの名言をご紹介します。
行動せぬものは不満を語り、行動するものは夢を語る!
愛のない者は不満をつくり、愛のある者は夢をつくる!
仲間と夢を語り続けたいですね。
コメント