昨日12月16日は、アブダビに視察に行ってきましたが
なぜ、自分がアブダビのモスクに佇んでいるのかがとても不思議でした。
ドバイにビジネスで来たことを含め、夏前に自分がアラビア半島に来るとは思いませんでした。
未来は自分の意思によって変えることができます。
ちっとしたキッカケをヒントに行動するだけでよいのです。
やりたいことをやり始めると人生は面白い方向に動き始め
アブダビに来たことも必然にも思えてきます。
ドバイからアブダビまで一時間半の道のりで
砂漠の中のハイウエイをまさに疾走する感じで走り続けます。
片道5車線のハイウエイはほぼ直線で
時々2キロ以上続くビルボードがあったりします。
途中にショピングセンターサービスエリアもありますが
単調な道をひたすらモスクのあるアブダビに向かって走ります。
アブダビはドバイ同様に成長が著しい都市です。
アラブ首長国連邦の中でも最大の収入を持つ石油の原産国で
ドバイの経済成長を支える重要な首長国なのです。
その資源力を活かして、高層ビルが街の中に林立していて
いい意味で私の期待を裏切ってくれました。
アラビア半島ではいまやモスクより高層ビルの数が多いのではと思えるほど
高層ビルが並んでいて、ニューヨークや香港といってもわからない景色が広がります。
今回は2007年にオープンしたばかりのシェイク・ザーイド・モスクを訪問しました。
ここは世界最大の一枚もののペルシア絨毯が置かれたことで有名です。
伝統的なイスラムのデザインと近代的な建築技術を用いてつくられた建物で
最初から世界遺産を狙って2007年に竣工した世界で6番目に大きいモスクで
アブダビ観光の目玉になっています。
残念ながら、Facebookの投稿がアラビア語だったのですが
英語の投稿があれば、もっとよいのにと思いました。
情報発信が、観光地アブダビの課題かもしれません。
仕方がないので、Google翻訳で読んでみましたが、モスクのスケジュールでした。
投稿頻度を増やしてもらえれば、観光客はもっと助かるかもしれません。
しかし、実際のモスクを見れば感動できます!
高速道路のインターを降りると突然、巨大なモスクが見えてきます。
モスクに近づくにつれ、その規模に圧倒されるはずです。
このモスクは神聖でありながらも煌びやかさがあり、私たちの目を楽しませてくれます。
白く巨大なモスクは力強く美しく、多くの観光客を喜ばせています。
ドバイから1時間半のアブダビもドバイに集まる観光客を取り込もうとしています。
世界中の富が集まるドバイを中心に新たな観光エリアが誕生しているのです。
モスクの近くには7つ星のホテルEmirates Palaceがあります。
このホテルの目の前に立つと、他の多くのホテルが小さな存在になります。
クリスマスツリーの大きさも巨大で美しく、とても印象に残りました。
あまり時間がなかったので、ロビー奥のカフェに入り
Ipanepaというノンアルコールカクテルを飲みました。
これがスッキリしていて、美味しくいただけました。
イスラムはお酒文化がないのですが、ノンアルコールカクテルのクオリティがとても高く
断酒している私にはとても助かる場所です。
このカフェで有名なのは金箔入りのカフェオレです。
一杯1500円で、一緒に行かれた方が飲んでいましたが、味は普通だったようです。
スタッフの方々のホスピタリティーのあるサービスは、さすがという感じで評価できました。
アブダビの観光客誘致はまだ始まったばかりかもしれませんが
指導者が中心になって動いているので、あっという間に人気が出るかもしれません。
実際多くの中国人をここアブダビで見かけました。
今後増大が予想されるドバイの観光客の一部がアブダビにも流れることで
アブダビはオイルマネー以外の新たな収入源を確保できそうです。
今日も読んでいただき、ありがとうござまいました。
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