影響力の武器 実践編の再読で気づいた鏡の力 ソーシャルメディアも実は行動を変える鏡だという仮説。

社会的に好ましい振る舞いをしてもらためには3つの方法があると言います。
その一つが自分を映し出す鏡を活用することなのです。
数年前に読んだ影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣には
鏡を上手に活用することで、人を変えることができると書かれています。

鏡に映し出された自分によって、人は正しい行動ができるようになると言います。
鏡を置いて自分の姿を映し出すことで
ハロウインのお菓子を子供たち余計に持っていくことが防げたり
自分が映った映像(鏡の代用)を使うことで、ゴミのポイ捨てを減少させるなど
自分を映し出すことで、社会的によい行動をさせるキッカケになるのです。 

影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣には鏡の力を
わかりやすく以下のように紹介しています。

鏡よ鏡、鏡さん、この世で一番鋭得力があるものはなあに?実は鏡さん、それはあなたです。鏡の主な用途が、外から自分がどう見えるのかを確かめることであるのは疑いないところですが、鏡はまた、自分の内側はどう見えるのか、そして恐らく何より、自分はどう見られたいのか、を知るための窓の役目も果たします。そのせいで、人は自分を鏡に映して見ると、より社会的に好ましい振る舞をするようになるのです。

鏡以外にも相手の名前を尋ねることが、責任感を養うことにつながるそうです。
名前が相手にわかることで、正しい行動が導けるのです。
お店や学校でも名札をつけることには、実は明確な理由があったのです。
自分の名前を明らかにすることが、よい行動を引き出す武器になるのです。

また、シンプルな目の絵を部屋に掛けることが
人の不正をた正すことにつながると影響力の武器 実践編では紹介されています。
絵であろうが何であろうが人の視線を感じることで
社会的意識の高い行動を起こさせたり、不正を減らすことにつながるのです。

日常生活では、鏡を使えば最も婉曲なやり方で、社会的に好ましい振る舞いを相手に促すことができます。ハロウインのときは、お菓子の置き方だけでなく鏡の置き方も工夫すれば、子どもたちにもっと互いに仲良くするように促せるはずです。さらに、たとえば従業員の窃盗行為に悩まされている経営者であれば、会社の倉庫に鏡を置けば、盗みを減らすのに驚くほど効果があることが分かるでしょう。この場合、鏡はビデオ監視装置の代わりにうってつけですが、それというのも、ビデオでは費用がかかるだけでなく、従業員を信用していない証拠だと思われてしまうからです。万一そんなことになったら、窃盗が減るどころか、逆に増えてしまいかねませんね。

鏡や壁に「目が描かれた絵」を掛けるかわりに
ソーシャルメディアを活用することでも行動は変えられそうです。
ソーシャルメディアを鏡の替わりに活用することで
日々の行動や言動を正しい方向に持っていくことも可能です。
ソーシャルメディアやブログで日々の行動を明らかにすることで
仲間や第三者の視線が自分に注がれ、人間が矯正されよい人生が送れるようになります。

ソーシャルメディアやブログで実名にすることで
情報発信をすることも、実は責任が伴います。
実名で発信することで、変な言動や行動が許されなくなり
人間を成長させてくれると私も実感しています。
私だけでなく、多くの仲間も指摘していますが
ソーシャルメディアを鏡のような武器として使うと
人間を日々正しい方向に導いてくれるのではないでしょうか?


また、仲間からの応援をソーシャルメディア経由で得られるようになります。
朝早い仲間とのコミュニケーションからは元気や勇気をもらえたり
同じ目標を持った仲間を作れれば、ともにアクションし、成長することも可能なのです。
私もソーシャルメディア経由で多くのよい仲間を作ることができ
日々励まし合うことで、人生を楽しくアクティブにできるようになりました。

鏡や名札以上にソーシャルメディアを活用することが
影響力の武器になるのではという仮説が私の中で強まりました。
人に責任ある行動をとらせるためには
①鏡を活用する
②名札などで名前を確認する
③目が描かれた絵を掛けることの3つが影響力の武器 実践編では紹介されていますが
ソーシャルメディアの積極活用こそが今時なのではと私は考えています。
 
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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