昨日からインドネシアのジャカルタに来ています。
インドネシアでは今日本ブームがすごいことになっています。
日本ではあまり知られていなませんが、現地ではクールジャパンがブームになり
インドネシアの高校生の約10人に1人が日本語を勉強していて
日本語学習者が中国を抜いて、一位になりそうな勢いです。
そんな中、今日11月1日から
ジャパンフェスティバル イン インドネシアが開催されます。
JCBがメインスポンサーとなり日本文化を発信するイベントが
ジャカルタの巨大ショッピングモールのLa Piazzaで行われます。
私もネセサーの山本大地さんや浅草観光連盟の常任理事の飯島邦夫さんと
ブース出展しながら、インドネシア人との交流を図りに来ました。
他にはIT系の企業の方、リクラゼーションの店舗経営者が
私たちが企画したツアーに参加くださり、今日から現地の若者と交流します。
今回はクールジャパン代表としてサンプラザ中野さんとパッパラー河合さんのライブや
日本映画の紹介、かわいい系のファッションショーなどで
若者に今の日本を体感してもらおうというのが企画意図で
多くの日本の大企業や観光客の拡大を目指す公共団体が
それに協賛しブース出展しています。
実際、会場のLa Piazzaは日本のららぽーとのようなモールで
ユニクロ、ZARA、スタバなど日本でもおなじみのブランドが出店していて
インドネシアの若者がここでのショッピングや食事を楽しんでいます。
スタバのコーヒーも一杯200程度で、現地の水準からすると値段は高めですが
店内はほぼ満席で、インドネシアのアッパーミドルのライフスタイルに
これらのブランドが溶け込んでいることがよくわかります。
しかし、La Piazzaから一歩外に出ると、子供の物乞いがいるのも現実です。
ショッピングモールには多くの警備員が歩き回り
安全を担保しているのが印象的でした。
ジャカルタには日本のラーメン店も多く出店しています。
昨晩はTOKYO TABUSHIにお邪魔したのですが
現地の若者が美味しそうにラーメンを食べている姿が印象的でした。
そして、なんとここでは学生たちがMacを持ち込んで
カフェでノマドするように、フォトショップを使ってデザインの仕事をしていたのです。
彼らに話しかけると、フレンドリーな対応をしてくれました。
現地のメンバーの採用を考えているIT系の日本企業の代表と
彼らとのコミュニケーションの中で、日本での就職も話題になりました。
日本で働くというのは彼らのステータスになっているようで
今なら優秀な学生が見つかるかもしれません。
もしかすると、インドネシアが第2のベトナムになり
東京で働くインドネシア人がメジャーになっているかもしれません。
開発というより、彼らはクールジャパンのコンテンツに興味があるので
アニメや映像、WEB系の会社との相性がよいかもしれません。
インドネシア人の日本企業への就職トレンドが
昨日のジャカルタのラーメン店のご縁からスタートしたら面白いですね。
私たちの夢は広がります。
また、昨日はハロウィンでしたが、ジャカルタでも仮装が流行っていて
モールでは現地の若者がハロウィンを本気で楽しんでいました。
先ほどのラーメン店でも店員がハロウィンメークでお出迎えしてくれるなど
イスラムの国とは思えないほど、新しい文化を取り入れている「吸収力」を見ると
この国とのビジネスや交流にますます可能性を感じた次第です。
インドネシアは同じイスラム国家でも、マレーシアなどに比べ
ルールが緩いので、日本人はビジネスなどをしやすいかもしれません。
街中を走っている車の日本車比率が95%になるなど
インドネシア人は日本のブランドが大好きです。
そして、人口や収入という視点で考えても
インドネシアは今後間違いなく発展が期待される大国です。
今回、実際に訪問し、富裕層の家庭に育つ若者と交流することで
アッパーミドル、富裕層に関しては
日本と生活レベルが変わらないことを実感しました。
インドネシアの中間・富裕層人口は
2020 年には現在の2倍の1億4100 万人になると言われています。
なんと日本の人口を上回る中間・富裕層国家が6年後に東南アジアに誕生するのです。
さあ、東南アジアビジネスをはじめよう!を昨年出版してから
ますます東南アジアへの思いが強くなっています。
インドネシアと日本の交流を図ることで、多くのイノベーションが生まれると
最近では確信して、ビジネスを行っています。
ご興味のある方はこちらのFacebookにご連絡ください。
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