トップ50のモバイルアプリだけで58%の時間が消費されている!

simply zestyというサイトに面白い記事が掲載されていたのでご紹介。  
Top 50 mobile apps account for 58% of total time spent on apps
と言う内容で巷のアプリ開発者に取っては衝撃的な内容なのでは?

Top 50 apps account for 58% of users time

Figures released by Nielsen shed some light on just   
how competitive the app market is, 

and how difficult it is for newcomers to break into. 

Looking at the top 50 apps across iOS and Android, 
they found that the top 50 apps account for 
58% of users total time accessing mobile apps. 
And this is 34% for the top 10 apps alone :

記事によるとトップ50のアプリだけで58%の時間が消費されていて
新規開発者の参入が困難になっているとのことです。(ニールセン調査
ユーザーがモバイルアプリにアクセスする時間の合計の58%
トップ50のアプリが占めているとのことです。(※AndroidとiOsの両方
なんとトップ10のアプリだけでもでその数字は34%にもなります。
正に、Winner takes allですね。

it still shows a market that is difficult to enter and gain any real traction. 
Consider the fact that there’s over 500,000 apps 
available on the App Store alone, 
and you have a remaining 99.9% of apps 
competing for 42% of user attention.
しかし、アップストアだけでも50万以上のアプリがある現実を考えると
マーケットに参入するのも牽引するのも難しそうです。
ユーザーの42%のアテンション(消費時間だけ)で
残りの99.9%のアプリと戦わなければなりません。
さて、そんな環境下でブランドはアプリにフォーカスすべきなのでしょうか?
記事では以下の戦略が書かれていました。
Should brands focus on apps?

Given the stronghold that the to 50 apps have, 

and given that these usually come from dedicated app/gaming companies, 
it might show that a different approach is needed. 
There could be better opportunities in app sponsorship or
partnering with these dominant apps, 
as opposed to building your own bespoke app 
that would reach a fraction of the audience.

アプリ専門会社やゲーム会社が作り上げた50の強力なアプリの本拠地がある中で

ブランドは別のアプローチを考えた方が良さそうです。
アプリのスポンサー企業になったり
支配的なアプリとの提携を考えるのも良いかもしれません。
対照的にターゲットを絞り込み、彼らの好みのアプリを作ると
言う手もあるかもしれません。
同じニールセンのモバイルの消費時間のデータでも
Webでの時間に変化がない中で、アプリの消費時間は拡大しています。
モバイルエンゲージメント、アプリ経済圏と言われる中で
トップ50のアプリの寡占化が進む中で
消費時間の奪い合いをが本当に肝になってきました。
スマホの中で、ブランドをどうコミュニケーションするかが
問われる時代になってきています。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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