最近のドクターは、患者とのコミュニケーションに力を入れている。逆にしっかり病気に対するサジェストができないと生き残れないのだろうなと、昨日の胃カメラ検診で実感した。私は以前の検査でピロリ菌を発見されていたが、除菌がまだできていないことをドクターに告げると、ドクターから胃カメラでチェックした後で除菌をするかしないかを決めましょうと言われた。この辺りも以前であれば、すぐに除菌をするようにだったが、最近では違うらしい。
今回の胃カメラは初体験の鼻からで、口が使えるので胃カメラのリアル映像を見ながら、ドクターと話せることを看護師から教えられる。実際、鼻からカメラを挿入しても、口は全く使えるので、食道や胃の状況を逐次告げられ、異常がないことに心底安心し「良かった」と思わずつぶやいてしまった。今回はバリウム検査で引っかかったためのものであったので、結構不安だったがドクターの解説で相当気が楽になった。また午後からの検査だったのだが、朝食べた乳製品が胃を保護する幕になっている映像を見せられ、「何食べましたー?」という質問に「ヨーグルトです」と答えるのも、結構笑えた。その後「患者さんみたいに胃液の多い人は、ヨーグルトはいいですよ」というドクターの言葉で、ヨーグルトの効果を改めて発見した。
唯一鼻からの胃カメラの難点は、検査後鼻血が止まらなかったことだが、ドクターとのコミュニケーションを考えれば、何回かに一回は鼻から胃カメラも選択せねばと思った。
ピロリ菌の除菌も、現状は必要ないというアドバイスももらえた。胃カメラの検査に慣れているドクターからアドバイスされると、除菌をやらなくても良いと判断できたのはうれしい。
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