知人の御厨浩一郎さんが
3月の震災直後に東北地方を取材した
ドキュメンタリー映像をご紹介させていただきます。
BGMなし
風の音と時々聞こえる車の音
地名などのテロップだけの
リアルな映像に
ただただ見入るだけ。
地上波の情報とは違った
現地の生の声を
この映像で教えていただきました。
以下、取材した御厨さんからのメッセージです。
『ボランティアは大きな街にはいますが
小さな集落などには行き付いていません。
現地の人は「来なくていい」と言っているなどという
噂もちらほら聞こえてきますが
実際に行くと
「来てほしい」、「助かっている」
そんな声がほとんどです。
避難所は相変わらず満杯です。
自衛隊や、WFP、自治体の努力で、
食料はかなり末端までゆきわたっています。
電気はまだまだ、水道ガスも同様・・・。
古着は特にいりません。
などなど。刻々と変化はしているものの
根本は全く解決していません。』
『そんな中で、微力ではありますが、
何かできないかと思い、
ドキュメンタリー映像の監督さんたちと
映像によるアクションを起こすことにしました。
普段は、「ガイヤの夜明け」、
「ザ・ノンフィクション」、
「情熱大陸」、
その他報道番組などを
手がけている監督さんが手を組み、
手弁当で、放送局ではない独自の視点をベースに、
取材、編集を行って、
震災後の東北の姿を伝えるというプロジェクトです。
今回はダイジェスト版ですが、
今後はロングバージョン、
各国語字幕などの展開をする予定にしております。』
『被災地から離れた所に住む我々が、
東北の復興までの道のりを忘れること無く、
平時の生活の中で
も常に出来ることをし続ける、
こうした気持ちを忘れないでいるためには現地の情報を淡々と伝える
何かが必要なのではないかと思っております。』
私は被災地には
まだ行けていませんが
この映像を見て
自分がこちらでできる
情報発信や寄付などを
続けていこうと改めて思いました。
こちらは自衛隊の映像です。
本当に自衛隊のアクションは素晴らしいですね。
自衛隊の隊員の方々の活動に
改めて感謝いたします。
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