「ソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査」

Zenbackを運営するシックスアパートさんが
面白い調査を実施していますので共有させていただきます。
全国のブロガーおよびブログ読者を対象とした
「ソーシャルメディアの商用利用に対する意識調査」がそれです。
ユーザーの twitter Facebook ブログなどをどう使い分けているかなど
興味深い調査になっていますので、早速見ていきましょう。


まずは全体的な総括です。
ソーシャルメディアを積極的に利用する先進ユーザーにとって、
企業の運営するTwitterアカウント
Facebookページ、ブログに接触することは
一般的な状況になっており、
ソーシャルメディアを利用した企業のマーケティングやPR活動が
受け入れられている状況がよくわかります
今回の調査対象におけるTwitterへの登録率はなんと93.2%で、
ほとんどのユーザーがTwitterアカウントを持っているとのことです。


最近、facebook時代と言われていて、
一部の方からtwitter軽視発言が聴かれますが
ユーザーの状況を見ていると、
twitterでのコミュニケーションも大事だと再認識しました。
企業のキャンペーン参加に関しても、twitterの強さが分かります。

 

■twitterからのキャンペーン応募は59%と突出して高い。
■twitterからのキャンペーン参加者のリピート率も高い。
インターネット先進ユーザへのtwitterでのアプローチが重要だとわかります。
調査に現れていませんが、ツイートやRTナどの拡散もされているでしょうから
twitterのキャンペーン利用は必須かなと思いました。


企業のFacebookページの「いいね!」ボタンを
 押したことがあるユーザーは55.2%!
 そのうちキャンペーンの応募経験者が26.5%(全体の約15%)
Facebookのいいね!は効果がありそうですが、
どうキャンペーン参加に結びつけるかアイディアをひねる必要がありそうです。


ブログでの流入でも面白い結果が出ています。

企業ブログ認知のきっかけは、企業ウェブサイトからの73.0%。
次いで、ソーシャルメディアからの流入が38.9%。
3位の検索からの30.4%よりも多く
ソーシャルメディアとブログ間での連携が重要になってきています!
ソーシャルメディアの特徴を企業が理解し、
ユーザーをどうキャンペーンに参加させるかがポイントですね。
もはや、ソーシャルメディアを使わないという選択肢はないと
この調査を見ながら思いました。


  • 調査方法:Zenbackの告知欄からアンケート回答を募集
  • 調査地域:全国
  • 調査対象:ブロガーまたはブログ読者
  • 有効回答数:766件
  • 調査期間:2011年9月15日(木)~9月30日(金)

詳細な調査結果はこちらからDLください。
ソーシャルおじさんのFacebookページはこちらから
オルタナティブ・ブログ書き始めました。

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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