アメリカの Poll Position の調査が面白かったのでご紹介。
アメリカの若者のソーシャルメディア普及率はどんどんアップしていて
現代の若者にどういう影響を与えれれいるかを Poll Positionが電話調査しました。
アメリカの成人のうちのなんと53%が
Facebook などの ソーシャルメディアが
現代の若者の社会性発達に悪影響を与えると考えているそうです。
逆に、ソーシャルメディアが有益だと回答したのは22%。
17%は、影響を与えていないと回答しました。
アメリカの調査らしく人種ごとに結果もレポートされているのが、印象的です。。
調査結果で面白かったのは、年代別に分類された調査結果です。
29歳以下の層で悪影響を与えると回答したのは46.5%と唯一50%を割り込んでいます。
また、有益と回答したのは34.5%。これは30-44歳の層による17.1%の2倍の数値だった。
若い世代の方が、ソーシャルメディアネーティブというか、自分が学生のときに
もうFacebookがあったから、数字が異なるのでしょうか?
若い世代程、当たり前ですが、ソーシャルメディアへの許容度が高いですね。
興味深いのは、支持政党別の集計結果です。
共和党支持者では、65.1%が悪影響を与えていると回答したのに対し
民主党支持者では悪影響を与えると回答したのは39.7%に留まったそうです。
共和党支持者は、中西部などに在住していることが多く
民主党支持者は都市部に在住していることが多いそうです。
コンサバとリベラル、都市によって新しいメディアへの考え方が異なっています。
オバマが選挙にソーシャルメディアを使って勝利してから
相当時間が経っていますが、次の大統領選挙でも
民主党が有利かなとこの結果を見ながら思いました。
この調査結果から、実際に使っている人と使っていない人では
ソーシャルメディアへの印象も異なるということがわかります。
また、使い始めたタイミングも影響していそうです。
ソーシャルメディアを実際に使っている人の方が
当たり前ですが、ソーシャルメディアの多くのメリットに気付いているはずです。
逆に、使っていない人からみれば、ソーシャルメディアは恐ろしい存在なのですね。
私などはモチベーションアップ、情報力アップ、友人との関係性、出会いの創造など
ソーシャルメディアは有益だと信じ込んでいますが!
日本でも調査をすれば、都市とローカル
年代によってソーシャルメディアへの印象も違うはずです。
おじさん世代の多くはきっと若者には悪影響だと答えるのでしょう。
なお、今日のブログはジャパンインターネットコムの記事も参考にしています。
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