スマホとPCの意識調査を読んで考えた事。

スマホの普及でパソコンの使用時間に変化があったという調査レポートを
最近読みました。
「スマートフォン、PC、フィーチャーフォンの利用」に関する意識調査というもので
ネットマイルとモバイルマーケティング・ジャパンの共同調査レポートで
概要は以下の通りです。



○テーマ  : スマートフォン、パソコン、フィーチャーフォンの利用に関する調査
○調査対象: 「スマホパネル」
(株式会社ネットマイル社パネルよりスマートフォンユーザーのみ抽出)
○調査地域: 全国
○調査期間:  2011年10月8日~11日
○調査手法:  スマートフォン調査
○有効回答数: 902サンプル
年代 :  20代以下13.7%、30代38.0%、40代34.9%、50代以上13.3%
性別 :  女性33.5%、男性66.5%
OS  : AndroidOS 51.1% iOS 48.9%



それによると、スマートフォンを持ったことで、パソコンとの接触に
どのような変化があったか聞いたところ、約5割が何らかの変化があったと回答。
個人用パソコンの「利用頻度の減少」、「やることの幅の減少」と続くが、
「PCをほとんど使わなくなった」と回答した人も5%程度存在。
スマートフォンが消費者のパソコン接触に与える影響は、やはり少なくないようです。


PCをほとんど使わなくなったというのが凄いですね。
私などは逆で、スマホ、タブレット、MacBookの利用時間がそれぞれ増えています。
パソコン利用が減っている人が多い中、私はパソコン含めどのギアの接触時間も伸びています。


その理由は以下が考えられます。
■iPhoneでのソーシャルメディアの接触時間の増加
■iPadでの読書、ニュースの閲覧
■ノマドワーカーとしてMacBookでどこでも仕事をする。


この2、3年のデバイスの進化と、ノマドワーカーとして
どこでも仕事ができる環境が、私のPC利用時間を増加させています。


他にも気になる結果が出ていました。
スマホとパソコンで閲覧するサイトカテゴリーの比較です。
パソコンとスマホの利用目的が結構分かれてきているという点です。
マーケターの方はこの数字を少し意識しても良いかもしれません。
当たり前の事ですが、意外と当たり前の事が
できていないクライアントさんが多いのでご注意ください。


パソコンの場合「ショッピング」「オークション」「ファイナンス」などの
お金まわりの利用が比較的高い結果になっています。
確かに住所や誕生日などの個人情報の入力はスマホでは面倒です。


一方、スマホは「ゲーム」「SNS」などスマホ向け機能が充実しているカテゴリーはもちろん
「ニュース/天気」、「地図/路線情報」など一般的な生活情報も
パソコンよりも高い割合となっています。


私なども移動中と、夜就寝前はスマホから
ニュースサイトとソーシャルメディアへのアクセスが増えていますので
この気持ちはよくわかります。


皆さんのデバイス利用は変化していますか??


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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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