理由は極めて明白で、Android開発は苦労が多い割には果実が少ないという
経営上のリスクがあるのです。
スマホではAndroidが強くなってきても、iPadをカウントすると状況は一変します。
iPadがタブレットマーケットを強力に支配しているので
iOSの場合、iPhoneのアプリが簡単にiPadに展開可能で利益が見込めます。
Androidのタブレットは数が多く、シェアが低いので
展開余地が少ないと言うハンディがあるということです。
開発者視点でAndroidとiOSを比較すると開きがあります。
iOSはOSもハードウエアが一つすが、
Androidのハードはそれぞれ形状、仕様が異なります。
また、OSのバージョンがいくつか存在しているため
アプリ開発に関わるコストがアップする要因になっています。
また、サポートする機種が増え続けるというリスクが未来に横たわっている訳です。
これは、日本の開発者からもよく聞く話なのですが
昔のガラケーの開発に近いと言う事です。
確かに多くのハードをそろえ、チェックする事を考えると相当ハードルが上がります。
そして、iOSのほうが収益性が高いという調査結果が注目されます。
アクティブユーザーの収益を調べると、iOSはAndroidの4倍も稼げると言うことです。
ここまで来るとまだまだ、アプリの供給と言う意味ではiPhoneがリードしそうです。
『「Windows Phone」のシェア、5年後には「iOS」を抜く』
というIDCの調査レポートが先頃、話題になりましたが
このアプリ開発競争にWindows Phoneもやがて絡んで行きそうです。
アプリ経済圏の今後の推移をチェックするのがますます楽しくなりそうです。
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