今からでも遅くない東南アジアでのスマホ&ソーシャル活用をアジアのモバイルを意識していたGoogleの先見性から考えてみる。

ヒルズ通信の横山道広さんのメルマガを読んでいて
Googleの未来を描く戦略の素晴らしさを再認識しました。

Googleの元CEOのエリック・シュミットは2006年のコンファレンスで
今後、アジアでモバイルに力を入れると宣言していたことが紹介されています。
アメリカ、ヨーロッパ、日本が当時の主なマーケットであったGoogleは
この時点(2006年)でモバイルでアジアをターゲットとし
未来を動かす戦略を考えていたのです。

この2006年段階では、iPhoneはまだリリースされていませんでしたし
GoogleのAndroid端末も当然発表すらされていませんでした。
今のように東南アジアも経済成長していない、そんな環境下で
アジア、モバイルというキーワードを使い、次の時代を作り出していったのです。

検索や広告ビジネスでの勝利に酔いしれることなく
あくなきチャレンジを続ける姿勢はとても勉強になります。
また、経営者としての未来を見る目を養うことと、それを言語化して
プレゼンすることが、関係者にとっていかに有効かがわかる事例にもなっています。

実際、東南アジアでは一気にスマホマーケットが花開き
3000円台から購入できるAndroidで、GoogleはAppleに対して
アドバンテージを得ています。
この恩恵を受け、所得が低いインドネシアなどでも
多くのユーザーが町中でスマホ経由で情報種集&発信を行っています。

FacebookやTwitterの活用も日本以上に進み
私たちはこれらをマーコムに有効活用すれば
必ず彼らのマーケットをとれるはずだと信じています。
さあ、東南アジアビジネスをはじめよう!, アジアクリック, 野田宜成, 高橋学,
アジアクリックの高橋学さんとの共著で書かせていただいた
さあ、東南アジアビジネスをはじめよう!成功のカギはソーシャルメディアの使い方にありでもアジアのスマホ&ソーシャルメディア事情を解説しています。
東南アジア4カ国は同じマケーットではないので
スマホやソーシャルメディアの活用法もそれぞれ違います。
各国の特徴を以下に簡単にまとめてみましたので参考にしてください。
■タイ→文字の読み書きが面倒なので、写真で伝わる表現が多め。
■マレーシア→ファッションや食べ物を撮影、Facebookへアップロード。
■シンガポール→買い物や食べ物、旅行の写真を撮影、Facebookへアップロード。
■インドネシア→Blackberryとおしゃべり好きな国民性のため、
文字中心で写真は比較的少ないが、旅行の際は最初に写真を撮り満足する傾向がある。

今後2030年までは成長が続く可能性が高い東南アジア各国との
コミュニケーションにスマホとソーシャルメディア活用は、最早欠かせません。
アジアクリックの高橋学さんと私で東南アジア向けコミュニケーション戦略の立案を
お手伝いしますので、ご興味ある方は私のFacebookにご連絡ください。

今回、書籍の発売を記念して、アジアクリックの高橋学さんと
10月10日に出版記念セミナーを開催します。
今回のFacebookの動きも含め、アジアのソーシャルメディアの動きを解説いたします。
イベントの詳細はこちらからお願いいたします

扶桑社からノブ横地さんとの共著の新刊
ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣が発売になりました。

アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

 
PHOTO CREDIT

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

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