あのピーター・ドラッカーは
「軍隊の指揮者は、現場からのリポートに依存することなく、
自分で 現場へ出かけて行き、自分の目でみる」と現場の重要性を語っています。
以前の広告会社のボスは徹底した現場主義者でした。
私が会社でプランに悩んでいると、よく外出を促され
現場をチェックしに行かされました。
自分の頭だけで考えると、集めた情報だけになり、プランに説得力がありません。
机上の仮説をユーザーや店頭を見ること=五感を使いながら
ブラシアップしていけば、事実が積み上がり、プランが輝き出すのです。
現場やユーザーの写真、店頭のヒアリングをまとめれば
新たな発見があり、クライアントからの信頼感も増します。
若い時によいボスに現場主義を教わったおかげで
今でも戦略に悩むと、私は現場に赴くようにしています。
そして、その時にはiPhoneを使って現場の写真を押さえておきます。
気になることはメモにし、自分宛に写真を添付し
Gメールに送信しておけば、後ほどドキュメントを作成する時にも重宝します。
アイデアメモとしてEverNoteに残しておけば、完璧ですね。
現場の状況を把握すること、ユーザーの声を聞くことに勝る体験はないのです。
そして、iPhoneがあれば、それを記録に残せ、いつでも活用できるのです。
自分の目で現場をチェックし、ユーザーや売り場の声を聞いて
現場の空気や匂いを感じることで、 脳が刺激され
思わぬアイデアが浮かんでくることがあります。
いくらプランがよくても、現場感が足りないとクライアントの共感は得られません。
逆に、五感に基づいた体験をプレゼンに盛り込めれば
クライアントはあなたの熱意をも評価してくれはずです。
体験に勝る武器はありません。現場主義を徹底し
五感を使って、プレゼンの準備をすることをお奨めします。
準備の際のほんの少しの遠回りが、良い結果をもたらしてくれるはずです。
アジアクリックの高橋学さんと1月16日にセミナーを開催します。
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