アドラーから教わる、楽観的と楽天的の決定的な違い。 #習慣 #良い習慣

楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、
今現在の「ここ」だけを見るのだ。 アルフレッド アドラー )

昨日、4月25日は大阪にて出版記念セミナーを開催させていただきました。
昨年からはじめた大阪でのセミナーも今回で3回目となり
大阪のみなさんの前で毎回こうやってお話させていただくことで
自分が少しづつ成長していることを実感しています。

これも毎日のソーシャルメディアの皆さんとのコミュニケーションから
多くの気付きや学びをいただいているからなのです。
ブログやソーシャルメディアへの感想、コメントや記事のシェアなど
多くのみなさんからの応援がモチベーションとなり
私は、毎日こうやってブログを書き続けることができるようになったのです。

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉の中で
著者の小倉広氏はアドラーの今に集中する考え方を楽観主義とネーミングし

私たちにわかりやすく教えてくれています。
今日は今に集中する楽観主義の重要性貢献という視点で整理したいと思います。
(※以下の青文字が小倉広氏の言葉の引用となります。)

勇気がある人は皆、悲観的ではなく楽観的です。悲観的な人は「過去」の失敗をうじうじと考え、「未来」を心配し続けます。しかし、勇気がある楽観的な人は「今現在」に集中します。過ぎてしまった過去をくよくよと考えるのをやめ、「未来」を不安視することなく、「今現在」できることだけに集中するのです。 

以前の私はどちらかというと、過去を反省し、未来を心配する悲観的な人間でした。
いつもお酒に逃げて、不安な気持ちのままで。時間を浪費していたのです。
しかし、ブログを毎日書くことをキッカケにして
私は「今現在」という時間に集中できるようになったのです。

一日に30分から1時間集中してブログを書くことで
私はインプットした情報をアウトプットすることを習慣にできるようになりました。
そして、この作業の中で自分との対話がいつの間にかできるようになっていたのです。
その結果、頭の中を整理でき、なんと自分のやりたいことが次々と見つかったのです。
いつの間にか、自分が他者にできることを考える時間を持てるようになり
それが、期せずして、未来への準備になっていたのです。
ブログの継続で自信が生まれ、不安な気持ちを和らげてくれるようになったのです。

ブログやソーシャルメディアで自分の考えやアイデアをアウトプットすることが
実は、仲間への貢献となり、私の人生をポジティブに変えていったのです。
自分の考えに共感した仲間から、感謝のコメント=社会的報酬
日々もらえるようになり、それが私の「快感」に繋がっていったのです
書き続けること、継続が「快感」になり
それが、ブログの習慣化へのモチベーションとなったのです。

アンソニー・ロビンズの運命を動かすに書かれているのですが、

変化するためには新しい習慣に快感をリンクさせるというルールがあります。
私は必死になって、ブログを毎日書き続けることでこのルールを実践し
その結果、仲間からの感謝のコメント=社会的報酬を得られるようになりました。
それを脳に「快感」だと認識させることで、私のやる気を保てるようになりました。

アルフレッド アドラーの言うように、「今現在」に集中し
ブログを書くことで、いつの間にか、私は未来の準備を始めていたのです。
書くことで頭を整理し、自分のやりたいことが見つかるようになったのです。

ここで確認しておかなくてはならないことがあります。楽観的とは単なる能天気ではない、ということです。何の根拠もなく、準備もせずに能天気に対応する人は、楽観的ではなく楽天的と呼びます。楽観的とは根拠と準備のある人のことです。しかも、悲観的に検証し、悲観的に準備をし、その上で肯定的に行動すること。それを楽観的と呼ぶのです。

そして、毎日、ブログを書き続けることで、私は意志力も鍛えていたのです。
ソーシャルメディアやブログで考えやアイデアをアウトプットすることで
同じ価値観を持つ、多くの仲間に出会えるようになりました。
そして、この出会いや仲間とのソーシャリアルの交流から
応援というとてつもないパワーをいただけているのです。
この日々の応援が、私のチャレンジする勇気の源になっているのです。

世界的な名著である『幸福論』で哲学者のアランはこう定義づけました。「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」と。つまり、楽観主義は単なる持って生まれた性格なのではなく意識的な努力に基づく意志である、と言ったのです。楽観主義である、という意志を持つことで、私たちは自分自身を勇気づけることができるのです。

アランの言うように、ブログを書くことが意志となり
それが次のアクションへの準備となるのです。

これに仲間のソーシャリアルの応援が加わることでケミストリーが起き
私はいつの間にか、悲観主義者から楽観主義者に変化できたのです。

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条も多くの仲間の応援で出版できました。
応援されることで私は貢献の重要性に気づきました。
応援と貢献がソーシャルメディアでのココミュニケーションのキーになります。

Photo Credit

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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