書くだけで人生が変わる感謝日記(田中ウルヴェ京著の書評) #習慣化

成功する人間が絶えず考えるのは、 自らの願望であって、 決して自らの限界ではない。
新訳 成功の心理学で有名なデニス・ウェイトリーには
思考法や行動に関する多くの名言があります。

人生は、私たち一人一人が、それぞれの目を通して見ている映画です。そこに何が起こっているかは大した違いはありません。それをどのように受け取るかが重要なのです。

自分自身の素晴らしさを信じなさい。他の誰でもない、自分自身であることに、 誇りを持ちなさい。

人生には「限界」というものが たった一つだけ存在している。それは「自分が決めた限界」である。 

デニス・ウェイトリーの言葉を読むと、自分を意識し
自分に対する信頼度を上げることが重要であることがよくわかります。
 

書くだけで人生が変わる! 感謝日記田中ウルヴェ京著)を読み始めたら
このデニスの「成功とは、他人のために自分でやりたいことをやることだ」
紹介されていて、貢献や感謝について考えながら、本書を読むことができました。
確かに、他者に貢献する人が増えれば、世界は確実によくなります。
人は貢献することで、幸せになれるというポジティブ心理学が元になっている
感謝日記の考え方に共感しました。

貢献を通じて、誰かの役に立っていることが分かれば心が満たされます。
自分が情熱を傾けることがあれば、それは幸せの入り口なのですが
その貢献が他者に役立ち、自分の存在が必要とされると実感できれば
更に、幸せを感じられるようになります。
人から感謝されれば、自分自身を肯定できるようになるのです。
そう、感謝はいきがいを持ち続けるエネルギーなのです。

田中ウルヴェ京氏の感謝の定義を感謝日記から引用します。

真の感謝とは「呼吸するに等しい」くらい自然な行為。「感謝すること」が当たり前になっている状態こそが、一番好ましい状態です。そして、「感謝を呼吸できる」ようになると、私たちの人生は驚くほど豊かになり、心が常に満たされるという、「生きがいを持った生き方」のペースができるようになります。

そして、この好ましい心理状態にするための役立ちツールが
本書のテーマの感謝日記なのです。
夜一日を振り返り、5つの感謝を日記に書くことで
日常にあふれる感謝の数々に気づく訓練ができるようになるのです。
感謝日記をつける際には、セルフトークをしながら自分の素を見つけるようにすると
自分の固定観念や不要な思い込みが見つかります。
物事を自分の思い込みではなく、客観視できるようになると
心の平静を保ったままで、問題解決ができるようになるのです。

田中ウルヴェ京氏によれば、感謝には4つの度合いがあります。
1、子供の頃に教わる感謝
2、自分を応援してくださる方への感謝(直接見えない方への感謝)
3、逆境やストレスなどへの感謝
4、短所がいっぱいあって、欠けているところばかりの自分という人間への感謝
4の感謝は奥が深く、この本を読むことで意識した感謝の世界です。
著者の田中ウルヴェ京氏の「自分自身に幸せを感じられるからこそ
他人が他人であるがままの他人であることに感謝できるようになります」という
4の自分への感謝の解説が心に響きました。

今、ここにある幸せを感謝することで、心の平穏を保てます。
この感謝を習慣することで、人生を何倍も豊かにできるのです。
私も就寝前にその日の出来事を振り返り
感謝する時間を持ち始めたことがキッカケでこの感謝日記を読み始めたのですが
感謝の心理学的アプローチで頭が整理できました。

自分の思い込みを捨てて、世の中に助けられていることにフォーカスできれば
負の落とし穴に落ちずに、ポジティブに生きられるようになるのです。
人から支えてもらっていると感じることで
私も人に役立つ生き方をしたいと思えるようになれば、世の中に貢献できます。
感謝することが、貢献の入り口で、次には他者から感謝されるようになります。
その結果、自分自身を信頼できるようになり、幸せを実感できるのです。
自分の思い込みを感謝で外せるようになれば、他人への感謝の気持ちが生まれます。
この感謝のトレーニングが幸せへのスタートラインになるのです。

実際のセルフトークのやり方や日記の書き方の詳細は感謝日記をお読みください。

   
PHOTO CREDIT

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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