高井 伸夫氏の朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめの書評 #習慣化

高井 伸夫氏の朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめ
再読しているのですが、改めて朝のパワーを実感しています。
私はもともと夜遅くまで居酒屋談義を繰り広げる「夜型交流人間」でしたが
2007年に断酒した際に朝型生活にシフトしました。
そのキッカケになった書籍が何冊かあったのですが
そのうちの一冊がこの朝10時までに仕事は片づけるでした。

朝の時間を有効活用することを高井 伸夫氏はモーニング・マネジメントと呼んでいます。

がとくに注目しているのは朝の時間です。わたしはこの概念を、【モーニング・マネジメント」と呼んで、親しいビジネスマンや仲間たちと実践しています。つまり「仕事の生産性と人間らしい生き方を両立させるために、朝を有効活用する。長年の悪しきビジネススタイルを打破し、新しいビジネス&ライフスタイルを確立する」を提唱しているのです。

仕事は限られた時間をどう整理し、どう使うかで結果が違ってきます。
時間が少なく出社前の二時間が勝負なのです。
デッドラインを作りやすい朝の方が夜の時間より集中しやすく
仕事を仕上げる気持ちが強くなります。
私の場合も朝の朝食後と通勤時間の二時間でブログのネタ探し(インプット時間)と
ブログを書き上げるアウトプット時間を作り出しています。

出社する前の通勤時間をオフィスにし、インプットやアウトプットを続ければ
これだけで相当生産性がアップするはずです。
だいたい私はこの朝の2時間で集中することで
本業以外の執筆の下準備を書籍や記事のインプットとブログで行います。
この記事の蓄積が他のビジネスにも、いい影響を与えてくれるようになりました。

常にインプットとアウトプットを続けることで
話のネタに困らなくなくなったのとプレゼンなどの説明も
要点を簡潔にまとめて話せるようになったのです。

デッドラインを決めてブログを書くことで、意識も変わりました。
日々の習慣化が自分を前のめりにし、言い訳や先延ばしをしなくなったのです。
これも朝に多くのことを片付ける癖をつけたおかげだと思います。

早朝の1時間は昼間の2時間に匹敵するという言葉がこの本の中でも紹介されていますが
朝型に変えることで、1日を24時間以上の感覚で使えるようになるのです。

他にも今回の朝10時までに仕事は片づけるの再読で多くの良い言葉に巡り会えました
■とりあえず三連勝して価値癖をつけよう。
朝の起き癖を三日続ければ、勝ち癖がつきます。
この勝ち癖で自信が湧き始め、他の仕事でも価値癖がつけられるようになるのです。
この考え方は価値癖の習慣化と言えますね。
■自分自身がよい人脈になる。
よい人脈をもつためには、自分を鍛え、Giveすることだと高井氏も書かれています。
また、人脈足りえる人物の特性を以下のように整理してくれています。
◯仕事の能力がある
◯人柄がよい
◯感性豊か
◯人付き合いがよい
◯人間関係が広い人 
自分がまずはこの5つの条件に合致できるように頑張っていかないと
良い人脈には恵まれないのです。
■今日の1つは明日の2つにまさる。 
したいとおもうことは「いますぐ」を心がけるのです。
「暇ができたら」「余裕ができたら」と言う考えでは行動できないのです。
今度とおばけは出たことがこないのです。
どんなことも積極的に行動しないとチャンスをつくることができないのであれば
とにかく時間を作り出すことなのです。
その時に朝の時間が勝敗を決めるのです。
また時間を考える中で「所要時間」を短くすることを意識したいと思いました。
時間は「改まって」でなく「ついで」に使うとやれることが増えるのです
行く場所を考えながら、ついでに「ちょっと寄ってみるか!」を考えれば
行動の幅も広がりますし、出会いのチャンスも増えるのです。
 ■素晴らしい考えは「飛んで」やってくる=妙想飛来
よい兆しに着目しながら、ひたすら前向きに考えると良い結果に出会えるのです。
目標や夢を絶えず脳に刷り込み、考え、行動すれば引き寄せが起こるのです。
妙想を飛来させるために、積極的にアクションを起こしていきましょう!

朝の時間を有効に使うと、結果としてゆとりが生まれ
プラスのスパイラルが導かれ、そこから良い引き寄せが始まるのです。

こういったゆとりを持つことにより、物事はプラスのスパイラルに導かれ、あなたは運をつかめる人になるのです。たとえば友人が「○○さんといま親しくしている」と話題にした○○さんは、実は自分が「お会いしたいな」と思っていた人だったりして、不思議な力に助けてもらうようなことが、しばしば起きるようになるのです。

人との出会いを積極的にデザインしていくためにも朝時間を活用したいです。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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