昨日、iPhone6Plusのガラスの修理で銀座のアップルストアに行ってきましたが
ショップの中は多くの中国人観光客が来店していて、足の踏み場もないくらいです。
ユニクロや海外のブランドショップ、時計店なども中国人やタイ、マレーシアなどの
ツーリストで賑わい、銀座は海外からの観光客に占領されているかのようです。
仲見世通りなどは商店街がフリーのWi-Fiを準備するなど
外国人観光客の満足度を高める努力を続けています。
イスラム諸国からのツーリストが増加したために
浅草ではハラル対応したカフェも今月オープンしました。
雷門近くにオープンしたのは「セカイカフェ」というおしゃれなカフェなのですが
浅草観光連盟の飯島邦夫さんと一緒に、先日、お邪魔してきました。
外国人観光客が食で困らないようにと、ハラールフードのほか
ビーガン(ベジタリアン)メニューやアレルギー対策した食事を楽しめます。
メニューにも日本人らしいおもてなしの心が現れています。
卵や肉などの食材がわかりやすいピクトグラムで表示されています。
これならイスラム教徒も一目で「食べられるもの」が分かりますね!
クレジットカードを頻繁に使う外国人にとって
日本での買い物は、クレカが使える店が少ないので、不便だと言います。
「セカイカフェ」はこの問題もクリアしていて
少額でもクレジットカードの支払いが可能です。
Wi-Fiや電源なども完備していますし
英語でのコミュニケーションも可能なので
ツーリストがここを目指して集まってくるかもしれません。
こういうランドマークがある街が今後は勝ち組になっていくことでしょう。
ソーシャルメディアで観光客が「Wi-Fi使えるハラル対応のカフェ発見!」と
発信すれば、あっという間に情報が広がる時代です。
特に、東南アジアの観光客はFacebookなどで観光情報をチェックしているのです。
観光地ではコンビニエンスストアも観光客対策をスタートしています。
セブンイレブンでは観光客の消費税を免税にするそうです。
以下、本日の日本経済新聞より引用します。
コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは12月、日本を訪れた外国人旅客向けに消費税の免税対応を始める。2015年中に全国1000カ所に免税店を広げる計画だ。百貨店は専用カードの発行などで訪日客の常連づくりに力を入れる。14年の訪日客の消費金額は2兆円に達する見通し。4月の増税以降、国内消費が低迷するなか、買い物意欲の旺盛な訪日客の争奪戦が熱を帯びてきた。 セブンは12月1日、外国人観光客の利用が多い浅草雷門前店(東京・台東)と西院駅南店(京都市)で免税対応を始める。レジカウンターの一部を専用の窓口に切り替え、パスポートを確認したうえで8%の消費税の支払いを免除する。
浅草は外国人観光客が羽田や成田から一番最初に訪れる街ですから
ある意味日本の印象が決まる街なのです。
このような民間の地道な動きが、日本のファンを増加させるはずです。
外国人観光客へのおもてなしのアイデアが
海外の新規顧客やリピーターを増やしていくのです。
外国人観光客が日本に落とす金額は2兆円にのぼると言います。
選ばれる街になる理由をつくること、それをソーシャルメディアで伝えることが
勝ち組の秘訣だと私は考えています。
浅草にはそのヒントが数多くありますから
ぜひ、マーケッターの方は現場を体験してみてください。
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