お金が貯まる人が捨てた37のこと(田口智隆著)の中の
自分の得意分野を伸ばせというメッセージが秀逸です。
自分にできることとできないことを仕分けることで
ビジベスの生産性は飛躍的にアップするのです。
成功者たちのほとんどは、自分の得意なことを伸ばしつつ、苦手なことは人にお任せするというスタイルをとっている。自分に「できること」と「できないこと」を把握して分業制にしてしまうことで、効率も精度も上がるのだ。(田口智隆)
この「得意なことをやる」というルールを企業などのチームに採用すると
短期間で、今まで以上に成長できるはずです。
メンバーの専門スキルを積極的に活用することで、企業はより強くなれます。
個性が違うほど強いチームができる。(福島正伸)
マーケティング知識がある、開発ができる、営業が得意など
個性的なメンバーを集めれば、よい化学反応を起こせます。
多様性が企業を強くし、価値を生むのです。
その際、メンバーに間違っても、苦手なことは極力やらせないことです。
人間は、好きなこと・得意なことをやっているときが一番幸せです。そして、社員にそうさせる方が企業にとっても得なのです。(出口治明)
リーダーには、部下に好きなことをやらせる度量が必要です。
メンバーの得意分野をしっかりと把握し、最強のチームを作れれば
ワクワク感を持って、成長できるはずです。
メンバーが自分の居場所を持っているチームは強いのです。
人は多様性に富んでいる。空は鳥にとってはいいが、魚は空にいることはできない。鳥は海の中に閉じ込められては生きていけない。これらは極端な例だが、生物によって自分の得意なところが違う。人類共通の得意さももちろんある。たとえば脳を使うとか、協力するとか。しかし一人ひとりでまた違いがある。鳥が海に、魚が空にいたら、それはつらい。強みのある場所を見つけて、その自分の居場所ではばたくようにしたい。(坪田一男)
メンバーも上司に自分の能力をアピールすることを忘れないことです。
また、新たに好きなことを見つけたら
それをビジネスに生かせるように、スキルアップにチャレンジすることも必要です。
ITの進化と国境がなくなったことで
過去の組織やフレームワークだけでは、企業は戦えなくなってきました。
新たな知識やスキルが組織には必要になっていますから
新たな得意分野が開発できたら、どんどん組織に伝えていきましょう。
また、自分に求められることも、時代によって変化します。
そのニーズをしっかりと把握し、自分の好きなこととマッチングできれば
面白い仕事を自ら作り出せるようになります。
いつでも好奇心を持って、世の中を見つめ、自分の得意分野を増やしていきましょう。
性格的な強みを発揮するのに大事なことは、その強みをいつも頭に入れつつ、毎日1回は自分らしい新しいやり方で関連する何事かに取り組んでみることだ。それをせずに、ただ漫然と日常生活を送っているとしたら、たぶんいま以上に強みを発揮することはできないだろう。(坪田一男)
自分の強みを意識し、それを活用して
1日に1回何かに取り組むという坪田氏のアイデアには共感します。
まずは、自分の強みを見つけ、それをより強くしていきましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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