情熱 世界の麺を変える男の心得67 (藤井薫著)を読んでいて、ドキッとしました。
縄文時代と、江戸時代であれば52歳の私が生存している確率はとても低そうです。
確かに、平均寿命が30歳だとしたら、時間は無駄にはしないでしょうし
今日を真剣に生き、やりたいことをどんどんやるはずです。
情熱のない人は、この感覚に欠けているのです。自分が死ぬことを意識していない。だから情熱が湧いてこない。そのような若い人たちが、もし、縄文時代に生きていたら、あるいは江戸時代に生きていたらどうでしょうか。縄文時代の平均寿命は約30歳くらいだったそうです 。江戸時代の平均寿命は約40歳弱と言われています 。すると、もし、その時代に生きていたとすると、いくら若い人であっても、あと少しで死を迎えることになります。平均寿命が世界トップクラスに延びた日本人は、まだまだ先は長いと考えて安易に生きているようです。平均寿命はあくまで 「平均 」であり 、われわれ全員が80歳の寿命を全うできるわけではありません。(藤井薫)
また、いくら平均寿命が長くなった日本人といえども
自分がいつまで生きられるかは、神のみぞ知るですから
明日に期待してはいけないのかもしれません。
日本人が正しい死生観を持てなくなった原因は、戦後の教育でそうした授業をなくしたことと、80%以上の人が病院や老人ホ ームで亡くなるので、死が身近な存在でなくなったことにあると言われます。正しい死生観を取り戻すことによって、自分の使命を全うし、仕事を成し遂げることができるのではないでしょうか?
私が9年前に断酒したキッカケの一つが
仲の良かった仲間の突然の死でした。それもほぼ同時に2人。
昨日まで一緒に飲んでいた友人たちが、何も言わずにいきなり旅立ってしまったのです。
40代半ばの働き盛りの2人が亡くなったことで、私は茫然自失状態でした。
この次は、自分の番に違いないと健康について真剣に考えました。
当時は、体調も悪かったので、余計にヤバいと思いました。
医者から「10年後も生きていたかったら、酒か仕事をやめなさい」とまで言われ
私はその場で、断酒を決心し、アクションを起こしたのです。
2人の仲間とそのドクターが、私の命の恩人なのです。
それ以来、私は生き方を変えて、飲んでいた時代を取り戻すように
自分のやりたいことをやり始めたました。
時間が貴重な資産だと、44歳の時に気づけ、行動し始めたのです。
やりたいことをやり続ければ、面白い人が引き寄せられたり
チャンスが運ばれてくることが実感でき
行動を最大化できるようになったのです。
もし、あの時生き方を変えていなかったら
今、こうして生きていなかったかもしれませんし
ブログや本も書いていなかったことでしょう。
人生は本当に不思議です。
あるいは、生活習慣病になって、不自由な暮らしをしていたかもしれません。
最近では、健康にできるだけ気を使って、長生きをし
世の中を元気にしようと本気で考えています。
また、自分の知識や体験をアウトプットすることに生きがいを感じているため
ブログを書く時間を必死に作り出すようにもなれました。
ファスティングやウォーキングに取り組み始めたのも
生活習慣病になるリスクを徹底的に減らすためなのです。
自分の未来を作り出すのは、自分の思考と行動、そして健康なボディーだと
52歳になって、ようやく理解できました。
いくら長生きできても、健康体でなければ、面白いことにチャレンジはできません。
脳と体の状態を現状の50代のままに保つことで
ワクワクなチャレンジできるのだと、考えられるようになったのです。
今では、今日生きられることに、感謝できるようになり
時間も貴重な資産だと思えるようになりました。
酒も飲みませんし、体に悪いことをどんどん排除しています。
また、体と心に良いことを習慣化したことで、自分にも自信を持てるようにもなりました。
特に、ファスティングとウォーキングを始めてからの変化は劇的で
この一ヶ月は自分を今まで以上に変えることができました。
体が軽くなるだけでなく、脳から毒素が排出されおかげで
集中力と直感力が高まったような気がします。
人生を変えるためには、今を大切にすることと
本当にやりたいことを見つけることだと思います。
パッションがあれば、未来を明るくできるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Don’t take… via photopin (license)
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