経験は、ただで手に入らないものだ。(オスカー・ワイルド)
私はこのオスカー・ワイルドの言葉が大好きです。
今週は仕事でドバイに来ていますが
この地でオスカー・ワイルドの言葉を噛み締めています。
もし、昨年世界に進出すると決めていなかったら
あるいは、仲間の山本大地氏の誘いを断っていたら
この貴重なドバイでの体験は始まっていなかったです。
まずは、自分のやりたいことを決め
その情報を徹底的に集めることで、自分を変えられます。
日本の人口が減る、経済がダメになると考え
多くの書籍を読む中で、私は海外進出支援をビジネスにすることを決めました。
その際、最初に私の頭に浮かんだのが、東南アジアでした。
シンガポールやマレーシアのソーシャルメディア事情をチェックしていく中で
Facebook大国のインドネシアに興味を持ち、情報を集めました。
そして、インドネシアでのジャパンフェスにベンチャー企業と出展することで
若年人口の爆発がインドネシアを先進国にすることを体感したのです。
ほぼ、インドネシアでのビジネスを決めかけていたのですが
一瞬でドバイが私の未来の流れを変えたのです。
インドネシアでのジャパンフェスの帰りの飛行機の中で
山本大地氏からドバイに行こうと誘われたのですが
そのときの私の直感がドバイを引き寄せました。
すぐにドバイ行きのツアーを企画し
ドバイの世界一戦略を目の当たりにして
日本だけのビジネスにこだわるのをやめました。
ドバイの可能性に目覚め、一月後にはドバイでのビジネスを始めていたのです。
今後、ドバイはアブダビや他の中東諸国ととともに間違いなく発展します。
観光とオイルマネーを中心にした金融の力で、世界中の富を引き寄せるはずです。
巨大なドバイモールやエミレーツモールは
ブランドの集積基地として、世界中の観光客を集めています。
ドバイに来るたびにモールは増床を重ね巨大になっています。
ビルの建設も続き、わずか数ヶ月で街の景色が変わってしまいます。
そして、その変化が人をリピートさせるのです。
ドバイだけでなく、隣国のアブダビも巨大な観光リゾートになっています。
ドバイからわずか一時間のアブダビには、巨大なモスクやヤスサーキットが出来上がり
ここにも世界中の観光客が集まってきています。
昨日は、ヤスサーキットを見学してきましたが
ここには信じられないぐらいのリゾートが広がっています。
巨大なサーキットとマリンリゾートが世界中の観光客を呼び寄せています。
(鈴鹿が、ただのおもちゃに見えるぐらいの素晴らしい施設です。)
ハイウェイ沿いの砂漠の開発もますます盛んで、このエリアの可能性を感じます。
ドバイやアブダビの変化を見ることで、日本の企業にも多くのチャンスがあることがわかります。
例えば、現地のホテルやレストランは今、本当の日本食や日本カルチャーを求めています。
(中東には中国、韓国系のまずい日本食が多いため本物が求められています。)
昨日まで出展していたドバイのホテルショーでも
多くの現地企業が、JLEFの日本ブースを楽しんでいました。
あんみつや日本のケーキ、着物の着付けが好評で、ブースは大盛況で
多くの海外パートナー企業が商談に訪れてくれました。
ドバイという新たな成長マーケットに、思い切ってトライした企業は
ドバイでのビジネスの出発点に立てたのです。
新たな取引先との現実的な商談が、今回のブース出展からスタートしたのです。
このチャレンジが次のステップを生み出すのです。
日本企業にも興味を持つ現地パートナーは、日本企業の情報があれば
どんどんアプローチしてくることが、今回のホテルショーでわかりました。
現地で正しい情報を出すことで、ビジネスが急発進するのです。
イスラム経済が拡大する中、ドバイやアブダビの価値は今後ますます高まります。
中東の富裕層は、日本の食やファッションを求めています。
このバリューに気づいた企業が、未来の勝ち組になると私は真剣に考えています。
さて、今回のホテルショーの様子を日本の皆様にもご報告します。
10月7日のJLEF総会にて、現地からのレポートを交えてお話させていただいます。
ぜひ、こちらのサイトからお申し込みください。
詳細 JLEF総会概要
■日時:2015年10月7日
■総会 17:00-19:00
■懇親会 19:00-21:00
■会場:浜松町世界貿易センタービル3F
総会 WTCコンファレンスセンターRoomA 懇親会 39階東京會舘
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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