ドバイは世界一戦略で勝ち組になった。

以前のドバイは貧しい漁村でした。
それが今では年間観光客を3000万人も集める魅力的な都市になっています。
ドバイに一体何が起こったのでしょうか?
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中東諸国はオイルマネーをドバイに集め
香港のような金融センター、観光都市を作りはじめたのですが
ドバイはその時に一つの戦略を採用します。

それがドバイの「世界一戦略」なのです。
実際、ドバイにはいくつもの世界一が集まります。
■「世界一高いタワー」であるブルジュ・ハリファ(高さ 828m)
■「世界一広いショッピングモール」であるドバイモール
■「世界最大の人工島」のPalmアイランド
■「世界一大きい水族館」もドバイモールの中にあります。
■「世界一の高さの噴水」もドバイモールの隣にあります。
といった感じでわずか埼玉県ほどの面積しかない都市に
次々と世界一が生まれ、それを見るために観光客が集まってきます。

ブルジュ・ハリファに登るためには日本円で約6000円のチケットが予約が必要ですが
グループで行くなら入場券を一週間前に購入していた方がよいです。
当日券はほとんどなく、せっかくドバイに行っても登れない人も多くいます。
それほどブルジュ・ハリファは世界中の観光客に人気なのです。

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ドバイモールの噴水ショーは夜の18時から始まりますが
近隣のカフェやレストランはこのショーを見るために満席です。
私たちもこれをレストランで見るために席を予約しておきました。
ドバイモールの水族館にも、多くの観光客が集まってきます。

世界一戦略のタワーにモールやショーを結びつけることで
多くの観光客がここに集まる仕掛けを作っているのです。
ドバイがやることは本当に桁外れです。

なんとドバイには、ドバイシティタワーが建設される予定です
高さはなんとブルジュ・ハリファの3倍の2400メートル!
利用可能フロアは400階で6棟のビルが螺旋を描いて
100階ごとに連結されるという大変凝ったデザインになります。
これも完成したら、人気になることは間違い無いでしょう!

新しいモノを次々と建て続けることで
ドバイは絶えず新規客とリピーターを獲得しています。
ドバイに行くとわかるのですが、町中で高層ビルの建設ラッシュになっています。
世界的なデザイナーが建物を表現することで
ドバイの町並みは絶えず変わっているのです。
正に、ビルの見本市という感じで、町中を車で移動しているだけでワクワクします。

人を引き寄せる世界一戦略はまだまだ続きます。
24時間の巨大なドバイ空港だけでは足りず、次の空港も建設が決まり
まだまだ、ドバイは膨張しそうです。

税金がほとんどかからないなど金融面でのメリットもあり
世界中のマネーや企業がドバイを目指しています。
私がドバイを訪問して感じたことは、日本企業には
まだまだチャンスがあるということです。
経営者の方には一度ドバイをたいけんすることをおすすめしています。
ドバイの「世界一戦略」にのれるような世界一のサービスやプロダクトを
私たち日本人が考えればよいのです。
ヨックモックのドバイでの成功を見れば
多くの日本企業にも可能性はあるはずです。
ドバイの人々は親日家で日本のモノを欲しがっています。

ネセサーの山本大地さんと私は今後ドバイの進出支援を行っていこうと考えています。
1月にはドバイに関するセミナーも開催しようと思っています。
3月にはドバイツアーも予定しています。
ご興味がある方は私のFacebookにご連絡ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
  

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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