ダメなアイデアなんてない!PLAY・JOB (ポール・アーデン)の書評

アイデアの善し悪しは、人の好みによって分かれる。ある人にとっての「面白いアイデア」が「つまらないアイデア」になる。いいアイデアとは、ある問題をうまく解決しているものであり、いまだかつて見たことがないものである。しかし誰からも採用されなかったり、単なる解決策として用いられたア イデアには価値がない。それはノー・アイデア、何もなかったも同然だ。(ポール・アーデン)

スクリーンショット 2016-02-29 7.37.13
PLAY・JOB (プレイ・ジョブ)
に書かれているポール・アーデン
アイデアに関する言葉が、大好きで時々読み返しています。
私にとっての面白いアイデアも、他人にはつならないものかもしれません。
面白いアイデアとは、自分の周りにある課題を解決してくれるもので
そういった意味ではタイミングと環境が重要になります。
当然、フレッシュで斬新なアイデアでなくてはなりません。

過去のアイデアの切り口を変えて、人の役立つように形を変えながら
周りの人の課題を劇的に解決できるものが、良いアイデアなのです。
誰かに採用してもらわなければ、そのアイデアに価値はないのです。
解決がともなわないアイデアはノーアイデアと同じなのです。
そのためには、周りの課題を絶えず見るようにしないといけません。

また、アイデアのもちぐされは、いますぐ捨てましょう。
アイデアは活用されて初めて価値を持つのです。
ポール・アーデンは、ダメなアイデアと良いアイデアを下記のように整理しています。


また、引き出しにしまったままのアイデアも無意味だ。使わないならスペースがもったいない。それは完全に邪魔者である。誰かから「いいね」と認めてもらう前に、アイデアは実行に移さなければいけない。試されないグッドアイデアよりも、試してみたバッドアイデアのほうがよっぽどましである。アイデアは使えば使うほど人から認められるものだ。ホイールが史上最高のアイデアだと思われているのは、そんな理由だ。

ダメなアイデアなどないと信じて、行動を起こすのです。
頭に浮かんだアイデアをまずは周りに話してみましょう。
周りの人のフィードバックを参考にして、どんどんアイデアを改善していくのです。
この過程で、誰かが面白いと思ってくれるかもしれません。

最適なタイミングでネットでアイデアを出せば、反応する人が増えるはずです。
これを事業化していけば、面白いことが起こるはずです。
自分のビジネスをもっともっと楽しくできるはずです。

もしも、良いアイデアが職場の中で通らないなら、会社を辞める潮時かもしれません。
起業のハードルは、ソーシャルソーシングや
ソーシャルクラウンディングのおかげで劇的に下がっているのですから
勇気さえあれば、今すぐチャレンジできます。
ネットでの応援者が増えてきたなら、すぐにスタートしましょう。

ビッグバン・イノベーション(ラリー・ダウンズ/ポール・F・ヌーネス著)に書かれているよに
マイクロ起業家が大企業に勝てる時代が到来しているのです。
そのチャンスをものにするのです。
アイデアが浮かんだら、どんどん行動に移していきましょう!
悪いアイデアを修正して、良いアイデアをアウトプットすれば
誰かがチャンスを運んできてくれるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
    スクリーンショット 2016-02-14 14.42.41

photo credit: The Galeon’s Prow via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
徳本昌大 Amazonページ >
 

徳本昌大をフォローする
習慣化書評生産性向上アイデアクリエイティビティマーケティングライフハック
スポンサーリンク
徳本昌大をフォローする
Loading Facebook Comments ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました