「君の言っていることは正しい」と相手の考え方をまず認める。そして、その次に、「君の話に納得しました。僕の話も聞いてくれる?」と「自分の思う正しい話」を話してごらんとアドバイスを受けました。すると、今までとはまったく違う展開になりだしたのです。(山崎拓巳)
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相手との関係を改善する話し方とは?
山崎拓巳氏のさりげなく人を動かす スゴイ! 話し方を読了しました。
このブログでも何度か山崎氏の書籍を取り上げていますが
今回も本書から多くの気づきを得たので、以下で共有したいと思います。
若い頃の山崎氏は、相手をやり込めるスタイルで
周りの人に厳しく接していたそうです。
しかし、できる先輩から冒頭のアドバイスをもらい
相手を褒めるコミュニケーション術を習得します。
その結果、多くの人の協力を得られるようになり
自分の世界を広げることができました。
他力を活用できるようになると人との出会いも変わります。
質の高い人たちがあなたを応援してくれるようになります。
上から目線ではなく、相手を褒めるコミュニケーションによって
優秀な人があなたの周りに引き寄せられます。
時には素直に人を褒められないこともあると思います。
そんな時には、当たり前のことでもよいので
優しい言葉をかけるとよいと山崎氏は言います。
当たり前のことを褒めるって、とても大切ですね。実践しようとすると気づくことがあります。褒めようと思ったら、その人に関心を持たなければ褒められません。「愛情の反対は憎しみではなく無関心」です(マザーテレサの言葉)。関心を持つってことは愛の実現となります。
相手に関心を持つと、相手の小さな変化や強みが見えてきます。
それでも難しいと感じたら、髪型や洋服のセンスを
褒めることからはじめてみましょう。
「あなたをちゃんと見ていますよ!」ということを伝えるだけで
相手の「自己肯定感」がアップし、人間関係をよくできます。
多くの現代人は世の中の変化に追いつけずに、自信を失っています。
その自信を取り戻してもらうために、優しい言葉をかけるのです。
当たり前のことを褒めるだけで、相手の自己肯定感を高められます。
さりげなく人を動かすスゴイ!話し方 [ 山崎拓巳 ] |
表情や態度を変えてみる!
言葉に気を使うだけでなく、表情や態度を意識すると
相手との距離が一気に縮まります。
仕草も言葉以上の情報を聞き手に伝えます。それは「目の玉笑顔」が起点になっていると思います。誰かと話をするとき、「腕組み」なんてもってのほか。眉間を開いて、身も心も開いて、目の玉が笑い……そんな自分で話をしてみましょう。
笑顔が大事だと多くの著者が指摘していますが
目が笑うことで、より効果が出ます。
今回山崎氏の言葉を読むことで、相手に笑顔を向ける際に
口角だけでなく、目を意識することを決めました。
また、腕組みも厳禁ですね!
腕組みは、相手を拒否することですから、気をつけたいと思います。
私は難しい課題を考える時に、腕組みをする癖があるのですが
なんとかこれを直したいと思います。
あなたの表情が、聞き手の気持ちを左右します。また、聞いている人の表情も、あなたの気持ちを左右します。あなたの表情が、あなたの気持ちを左右します。また、あなたの気持ちも、あなたの表情を左右します。
相手が仏頂面で笑わないからといって
こちらの表情を硬くしなくてもよいはずです。
初対面でも、相手に笑いがなくとも
どんな時にも自分は笑顔を意識し、笑いかけましょう!
人はロ角を上げるだけで、脳内に幸せな気分になる分泌物が出ます。
相手だけでなく、自分を幸せにするためにも笑顔になるべきです。
まとめ
誰かとつながりたいと思ったら、相手に興味を持つことが鉄則です!
相手に関心をもち、強みにフォーカスし
それを褒めることで、人間関係を劇的に改善できます。
また、言葉だけではなく、態度や表情をよくすると
よりよい関係を一気に築けます。
口角を上げるだけでなく、目を意識して
とびっきりの笑顔で相手と接しましょう!
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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