スマホが日本でもキャズム越えして一般化して行く中で
企業のコミュニケーション戦略も変化し続けています。
Webやスマホ広告へのシフトや企業アプリによるユーザーの囲い込みも始まっています。
そんな中、TV東京の世界の広告費に関するニュースが気になりました。
以下サイトから引用します。
来年の世界の広告市場でインターネットがテレビに次いで2位になる見通しとなりました。これはイギリスの調査会社の予測によるものです。それによります と、13年のネット広告費は1,014億6,800万ドルとなり、新聞を初めて上回ります。ネット広告はソーシャルメディアやスマートフォンの普及を背景 に2桁成長を続けていて2015年には新聞と雑誌を合わせた合計も上回る見込みです。
日本経済新聞からも一部引用しておきます。
英調査会社ゼニスオプティメディアの予測によると、13年のネット広告費は前年比15%増の1014億6800万ドル(約8兆3600億円)となり、新聞 広告費(同2%減の913億2000万ドル)を初めて上回る。新聞社のニュースサイトなどに掲載されるネット広告収入は、新聞広告費には含まれていない。
私が広告業界に入社した30年近く前はTV、新聞、雑誌、ラジオの4マスが
全盛の時代で、広告会社はメディア中心の商売で
特に新聞社のパワーがとても強かったことを思い出しました。
世界の広告費とはいえ、新聞が遂に2位の座から転落することになりました。
以前の広告会社は新聞の広告クリエイティブに大変注力して
素晴らしい作品がいくつも生まれてきました。
そんな広告に憧れて入社したことを昨日のことのように思い出しました。
今の若者達は広告と言うより、ソーシャルメディアやアプリの中で
企業メッセージを発信して気付かせるコミュニケーションに長けているような気がします。
コミュニケーションの進化に乗り遅れないように
ソーシャルおじさん達も最新のテクノロジーと今までの知見を組み合わせて
面白くて話題になるコミュニケーション戦略を立案していきたいと思います!
ソーシャルメディアで話題になりシェアしてもらうためには
一にコンテンツ 二にコンテキスト、三にキュレーターだと
このブログでも書いてきましたが
ユーザーに商品、サービスを見つけてもらえるためには
エッジの効いた写真や動画での発信を心がけることがとても大事です。
また、ユーザーの会話の中で取り上げてもらうためには
彼らの会話の中で話題になるようなコンテキスト作りがポイントです。
キュレーターというエンジンによる発見、拡散も狙えるように
最初からストーリーをしっかりデザインしていきたいですね。
コンテキストを作成する業務を担う広告会社の役割りは
今まで以上に領域が広くなり、面白い仕事になってきているようです。
本当に勉強しないと生き残れない時代ですが
コミュニケーションをデザインするビジネスは
間違いなく楽しくなってきていますので、今まで以上に頑張りたいと思います。
キーマンズネットのアプリ記事連載です。(12月24日更新)
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