いつの頃からか私の読書は多読型になりました。
ビジネス書籍に投資ができるようになった社会人になって、その傾向がより強くなり
最近ではKindleによって書籍の携帯が楽になったため、拍車がかかりました。
多読には独自の視点形成や広い視野の獲得など数多くのメリットがあります。
あの成毛眞さんの実践! 多読術 ──本は「組み合わせ」で読みこなせを
読んでいただけるとわかると思いますが、多読こそが読書の楽しみかもしれません。
昨日のブログでもご紹介したのですが
多読を習慣化する方法を園善博氏が、新刊の中でまとめています。
読む目的を意識し、考えながら自分ゴト化することがポイントになります。
私も多読から多くのことを学んできましたが、園善博氏が
多読のメリットを5つに整理してくれていますので、以下でご紹介します。
読書とは、「著者の考え」を一度受け入れ、それに対して、賛成したり、批判したりしながら、「自分の考え」として取り入れることでもあります。そして私は、「人とのコミュニケーションでも同じことがいえる」と考えています。相手の話を聞いて、それに対して賛成か反対かを考えてから、相手に意見をする。一度、「相手の立場」に立ったうえで、自分の考えを発言すれば、人間関係は円滑になります。
読みながら、学んだポイントをiPhoneなどでデジタルデータにし
ネタ帳にすること、ブログに書くことで知識を自分ゴト化でき
話のネタにも困らなくなり。コミュニケーション能力を高めることもできます。
メリット②……問題解決力がつく多読することで、さまざまな知識を蓄積できます。
問題に直面したときも知識を持っているので、解決するための方策を用意できます。その中から、「最善の解決策」を見つけられるようになります。
今のビジネスマンにとっての一番の課題のソリューション能力を
読書という安い投資(1000円〜2000円)から得られるのです。
「読書をしない人間に成功などありえない。しかも本は多く読めば読むほどいい。」と
成毛眞さんは言いますが、多読が課題解決能力(スキル)を高めてくれるのです。
さまざまなジャンルの本を大量に読むことで語彙が豊富になり、表現力が豊かになります。自分の考えや意見を、その豊富な語彙の中から選択でき、その場にあった的確な表現ができます。また、新しいアイデアを生み出すきっかけになります。
過去の偉人の名言、歴史からの教訓、新しいITやマーケティングなど多くの知識を
吸収、自分ゴト化し、結び付けることで斬新なアイデアが生まれてきます。
アイデアを生むためには新しい人に会うとか、空間を変える、運動するなど
いくつかの手法がありますが、読書によって知識を貯めることが
アイデア作成のためのベースになるのです。
メリット④……論理力がつく
多読によって得た膨大なデータの中から、「いい」「悪い」をふるいにかけ、その場で役立つ情報をピックアップできます。どんな場面でも、瞬時に論理的な考え方ができるようになります。
多くのカテゴリーや著者の作品を読むことで、自分を形成できるのです。
メリット⑤……柔軟性が身につく
多くの本を読むことで、豊富な知識を手に入れています。知らないことに(状況や出来事)遭遇しても、柔軟に対応できるようになるでしよう。
そのノウハウがあることによって、困難に直面しても慌てないですみます。
特に、歴史書を読むことで過去の先人の知恵を私たちは学べるのです。
日本だけではなく、世界史を勉強することで
私たちは書籍から、多くの疑似体験を得られるのです。
新刊ソーシャルメディアを武器にするための10カ条が発売されています。
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