いまここ―すべてがうまく流れ出す宇宙の絶対ルール(阿部敏郎著)を
時々、読み返すのですが、人は2種類のタイプに分かれるという指摘には共感します。
えい!もし失敗したらどうするのか……。ますます大変になるぞ……。
お前にそんなことができるものか……。この世にいるのは、不安がある人とない人じゃなくて、「 不安だからやめてしまう人」と、「不安でも行動する人」 の2種類かもしれない。
以前の私は「不安だからやめてしまう人」でした。
恐怖心を感じたり、不安だと思うと思うと行動を起こせませんでした。
しかし、最近では多くの書籍のおかげで、思考がポジティブに変わり始めました。
「自分にもできるぞ!」という意識を持つことで、アクティブに動けるようになったのです。
また、一度きりの人生だから後悔しないように生きようと思えるようになり
失敗を恐れなくなりました。
「不安でも行動する人」になるためには、自分の心の声との対話が重要になります。
不安な気持ちがどこから、生まれてくるのかを考えてみましょう。
たいがいの場合は、頭の中で不安を増幅させ
自分に自信を持てなくなっているのが原因なのです。
やれない理由をメモに書きしていくと
不思議と解決策が見つかり、自信を取り戻せるようになります。
たとえ、未来に恐怖を感じていても
書き出すことで、意識を変え
感情をコントロールできるようになると
アクションを起こすのが怖くなくなります。
言い訳や先延ばしを止めるとアクションするのが当たり前になります。
脳にブレーキを踏むような思考法を捨て
行動することを当たり前にしていけば、失敗が怖くなくなるのです。
過去の偉人のチャレンジを思い返すことで、恐怖心を撃退できます。
5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?(ダン・ゼドラ著)には
「年齢のことは忘れよう。本当に大事なのは、いつするかではないー何をするかだ。」という
ページがあり、ここからチャレンジする勇気をもらえます。
これを読むと新しいことをスタートするのに年齢が関係ないことがよくわかります。
53歳の時 レイ・クロックはマクドナルドを設立した。
62歳の時 カーネル・サンダースは
ケンタッキー・フライド・チキンという新事業に乗り出した。
83歳の時 建築家のフランク・ロイド・ライトは自身の最高傑作は何かと問われ、
「次の作品」だと答えた。
などの事例を読むことで、やる気をチャージできます。
また、5 (ファイブ) 5年後、あなたはどこにいるのだろう?には
自信を取り戻すためのヒントも紹介されています。
自分の価値を再認識できる言葉を読むことで、自信を取り戻せるのです。
あなたという人間はひとりしかいない。あなたの誕生は歴史的事件だ。あなたの前にあなたはいなかった。類のない存在、それがあなただ。だとすれば、あなたがどれほどの高みに上りうるかを正確に予測できる人も、どこにもいないことになる。自分の羽を広げてみるまでは、あなた自身にもそれはわからない。あなたは自分の潜在能力に気づいていないかもしれないが、それは確かに存在する一しかも、たっぷりと!
「成功とは価値ある理想を一歩づつ実現していくことだ」と
アール・ナイチンゲールも言っています。
いくつになっても自分の目標に向かって
チャレンジしていくことで、自分を成長させられるのです。
これこそが幸せの秘訣なのかもしれません。
photo credit: alexaborden via photopin cc
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