RettyやPInterestなどのソーシャルメディアをFacebookと併用してみると、新たな出会いがデザインできる。

興味関心で繋がるインタレストグラフが最近話題になっています。
Rettyは外食で繋がるインタレストグラフ型のソーシャルメディアでしょうし
Pinterestは写真のジャンルを細分化することで、趣味の近い人を
世界中で探せる究極のインタレストグラフなのかもしれません。

友人経由ですてきレストランを探したり
外食好きの友人を見つける時にはRettyは価値がありますし
Infographicsなどに興味があれば、Pinterestで
世界中のキュレーターを見つけることが可能です。
インタレストグラフ型のソーシャルメディアでは
趣味関心領域の近い友人を新たに見つけることも可能ですし
そこからエキサイティングな交流を育むこともできるのです。

かたや世界で11億5千万人が利用するFacebookには
多くのリアルの友人たちや取引先が存在していることでしょう。
Facebookなどのソーシャルグラフ経由で多くの情報が入ってきます。
そして、それが人間らしい情報であればあるほど交流が促進される気がしています。
趣味や興味が可視化されることによって、新たな繋がりが生まれたりします。
ビジネスで繋がっている取引先が今、読んでいる書籍が自分と趣味が同じだったとか
料理や音楽の好みが似ていることなどから、その方への親近感が湧いてきて
リアルやソーシャルでの話が弾むなどということも多くなっています。

この法則がわかればFacebookやブログでビジネスのことばかり情報発信しているのは
実は、もったいないことだと理解いただけるはずです。
この会話のチャンスを自ら狭めてしまっているのです。
趣味関心領域が同じ人であれば、取引先や新たな仲間が
あなたに親近感を持ってくれるはずです。
自分のレイヤーをビジネス一つに固定して発信することは
人間の幅を狭めますし、コミュニケーションのチャンスを
自ら減らすことにもなりかねません。

自分の興味のあるコトやモノには目がいくのが人間の習性です。
自分の興味のあるアーティストや料理の写真には
ソーシャルメディアでも無意識に反応することが多いのです。
音楽などの趣味が同じことがわかり、急にコミュニケーションが活発になり
仲良い関係が作れたなどという話がソーシャルメディアではゴロゴロしています。

また、仲良くなりたい友人がソーシャリアルで見つかったら
その人の興味関心領域が何なのかをチェックしてみるのも大事ですね。
イタリアンが好きだと判ったら、そこからコミュニケーションをスタートして
レストラン情報などで貢献することもできます。

おすすめのレストランをコメントしたり
自分の投稿でもイタリアンの写真をアップすれば
その人との距離は間違いなく縮められます。
当然、他の友達との距離も縮まるはずです。
相手や自分の興味のある情報をソーシャルメディアで発信することで
自分の存在をどんどん見つけてもらえるようになります。

それは巨大なソーシャルグラフを持つFacebookでも意味あることですし
レストラン情報のインタレストグラフ型のRettyなどを併用すれば
より深い情報のやりとりが可能になります。
当然、既存の友人だけでなく
レストラン情報を探している多くのユーザーにとっても価値をもつようになります。

いくつかのソーシャルメディアで自らがもつ様々な情報を発信することで
人に貢献ができたり、新たな出会いをデザインできたりしますし
当然、今までの友人との関係を強化することもできます。
実際、Rettyでは知らないユーザー同士が気になるお店を一緒に訪問する
食べ歩き企画などが行われているそうです。

インタレストグラフ型のソーシャルメディのRettyやPinterstを
Facebookと併用することで、仲間や取引先の趣味がわかると
交流の幅が実際に広がります。
いくつかのソーシャルメディアを組み合わせることで
ネットワークや友人関係がより面白くなるのです。
なにより趣味関心領域が近い友人ができるのは楽しいことですね。
Facebook以外のソーシャルメディアを活用することも大事だと思っています。

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キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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