ジム・ドノヴァンの夢をかなえる人の考え方の書評

いちばん大切なのは、行動に移すことだ。なぜなら、実際に行動してこそ、人生に変化を起こして、成長することができるからだ。(ジム・ドノヴァン)


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自己啓発書によって私も救われた!

人生のどん底から立ち直ったジム・ドノヴァンは自己啓発書に助けられたと夢をかなえる人の考え方の中で述べています。私もアルコール依存症から抜け出すために、自己啓発書のお世話になりました。自分の思考と行動、習慣を変えるために、自己啓発書を片っ端から読み、著者のアドバイスを自分の人生に取り入れたのです。良い言葉のシャワーをあび、それをノートに書き出すことで徐々に意識が変わりました。お酒を飲む代わりにアンソニー・ロビンズやジム・ローンの本をなんども読み返し、自分ごと化したのです。12年前にアルコールを断ち、自分の人生をよくすることを決めました。

ある自己啓発書で紹介されていた神社に行くと運がよくなると言う話を信じて、毎朝近所の神社にお参りすることにしました。朝の気持ちの良い時間帯に神社に行き、自分との対話を繰り返すうちにお酒のことを考えることが減り、断酒できるようになったのです。

健康のことでも、仕事やキャリアのことでも、または他のどんな問題でもいい。あなたの当面の問題に、思いも寄らない場所から解決策が届けられると信じていれば、問題は必ず解決する。とかく人間は、問題があると意固地になってしまい、とにかく自分の力で解決策を見つけようとする。しかし実際は、その正反対の方法で望んだ結果は手に入る。

神社に行き、人生をよくすると日々誓うことで、私の中で何かが変わりました。自分だけの力だけでなく、神様の力を借りることで、エネルギーをもらえました。朝考える時間を持つことで、自分のやりたいことが明確になり、本を書くことを決めました。コーチからも「徳本さんなら本を書けますよ」と背中を押されたことで、著者になることにフォーカスしました。自分に奇跡が起こったとしか思えないほどいくつもの偶然が重なり、私は著者になれたのです。

人間は自分一人の力では何もできないと理解することが必要だとジムは指摘します。すべてをゆだねれば、ストレスの原因になっている緊張を解きほぐすことができます。私たちはストレスを感じると、血液の流れが悪くなり、頭の回転も悪くなりますが、神社で気持ちをリラックスすることで、新しいアイデアをいくつももらえるようになりました。神社にお参りすることで、人生をよくするヒントをもらえるようになったのです。アイデアを行動に移し、ご縁をつなぐうちに良いことが次々に起こったのです。

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良いことにフォーカスする!

多くの人が、世の中の悪い面ばかりに注目し、当然の結果として気分が落ち込んでいる。しかし、反対のことを選ぶこともできるのだ。その気になれば、いいことはたくさん見つかる。人生のいい面を考え、いい面を自分に語りかけるようにしていれば、いいことがどんどん起こるようになる。聖書でも言っているように、「持つ者にはさらに与えられる」のだ。

私は著者になると決めたあとで、自分を著者だと信じて、行動を変えました。編集者や著者に会う頻度を高め、彼らの前で著者のように振る舞ったのです。自分の意識を切り替え、フォーカスするものを変えたことで、よいことが次々起こるようになったのです。欲しいものに意識を集中し、実際にうまくいっていることを見
つけることで、欲しいものを引き寄せることができるのです。

何に意識を集中するかは、あなたの選択だ。どんな世界を経験するかは、自分で選ぶことができる。まずは、自分が人生で何を経験したいのか、それを決めなければならない。

アルコール依存症をやめ、著者になると決めたことで私の人生は激変したのです。自分の人生の目標を明確にし、そのための選択を続けましょう!

まとめ

今回、ジム・ドノヴァンのメッセージを読んで、情けない自分を思い出しました。しかし、自己啓発書に書かれていることを信じて、よい行動を習慣化すれば、自分の人生を変えられます。私も自己啓発書のおかげで、アルコール依存症と言うどん底から抜け出せました。本に書かれいていることが正しいと思ったら、ぜひ、行動に移してください。時間はかかるかもしれませんが、理想の自分になれるはずです。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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